テイラー・ホーキンス、2001年のオーバードーズでフー・ファイターズの「終わり」を感じた? 「確実に分岐点になった」

テイラー・ホーキンス、2001年のオーバードーズでフー・ファイターズの「終わり」を感じた? 「確実に分岐点になった」 - Foo Fighters photo by Brantley GutierrezFoo Fighters photo by Brantley Gutierrez

フー・ファイターズのテイラー・ホーキンスが、過去にヘロインのオーバードーズを経験した際、バンドの終わりを感じたというエピソードを明かした。

2001年のロンドン滞在中、テイラーはヘロインのオーバードーズにより2週間昏睡状態に陥ったという。NMEによると、その時の状況を、「Beats 1」のインタビューでこう明かしている。

パーティーばっかしてたんだよ。ジャンキーってわけじゃなかったんだけど、ちょっとやりすぎた年があって。

ある夜、男が嘘をついて俺に変な物を渡してきたんだ。その後、俺は(昏睡状態に陥って)目覚めた時に「ファック、何が起こったんだ?」って感じでさ。

あれは俺にとって確実に分岐点になったね。その点ではある意味、神に感謝してるんだけど。


その後、デイヴ・グロールがクイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジと一緒に演奏し始めたのを見たテイラーは、「(バンドが)終わったみたいだ」と感じていたのだという。

俺達は『ワン・バイ・ワン』を作ろうとしていたけど、もうバンドは完全に終わったと思った。

俺は、人は「やりたい」と思ったら止められないものだと思ってる。キッズは暴れまわるし、新しいことを試してみたがるもんさ。

もしハマりやすい性格だったり、ファッキン馬鹿野郎だったら、引き込まれちゃうんだ。気をつけなきゃいけないよ。



またテイラーは、初めてニルヴァーナの“Smells Like Teen Spirit”をMTVで見た時のことを以下の様に振り返っている。

ただ俺は「ファック!」って思ったね。

あれは、ザ・ビートルズが初めて『エド・サリバン・ショー』で放送された時のアメリカ人(の反応)と完全に一緒だったと思う。

俺は(MTVを見た時に)自分がいた場所とか、空の色が変わっていったのを覚えているよ。


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