竹内涼真が、サッカーで挫折を味わった17歳当時の自分へ手紙を綴る

竹内涼真が、サッカーで挫折を味わった17歳当時の自分へ手紙を綴る
8月1日(水)公開の映画『センセイ君主』でラブコメ映画初主演を務めるなど、ますます活躍の場を広げる竹内涼真が、7月19日(木)発売の『CUT』2018年8月号に表紙巻頭で登場している。

本誌では、竹内涼真を筆頭に、エンターテインメント界で異彩を放つ5人が「17歳の自分への手紙」を執筆するという特別企画を展開。竹内にとって17歳は「一番自分のことをキライで、すべてにふてくされていた毎日だった」というが、そんな当時の自分へ贈る言葉を竹内が手紙にしたため、それをもとにロングインタビューが行われている。

幼少期からサッカーに打ち込みプロを目指していたことが広く知られ、先日のワールドカップ開催中にはTBS系の中継番組のスペシャルサポーターを務めるなど、今でもサッカーとゆかりが深い竹内。そんな彼は高校生の時、東京ヴェルティユースのトップチームに上がると、自分が敵わない選手たちを初めて前にし、激しく動揺したという。

今思えば、そこで食らいついていけばよかったのに、当時の自分は怖くなっちゃったんですよね。(中略)プロになりたい人は、プロになるために生活してるんです。でも僕は、プロになりたいのにそう決めてなかった。だから高いモチベーションの選手とは対等にプレーできない。今考えれば当たり前だけど、17歳の時は気づけなかったんです


高校3年生からは再びサッカーと向き合ったが、プロになるという夢は薄れていき、「好きなうちにサッカーをやめたい」と決心。大学1年生で役者という新たな夢を見つけた。その後、見事に役者として大躍進を遂げた竹内だが、役と向き合う上でサッカーを通して学んだことが糧になっている。

たとえば17歳の時の自分が役者をやってて、あの状況でマラソン選手の役をもらったら、何かしら言い訳をつけてできなかったって言うと思うんです。でも今の自分は違う。(中略)役を突き詰めるということにおいての取り組み方は、昔の自分から学んだ部分があるかもしれないです


役者として常に向上心を持ち、ストイックに邁進している竹内。そんな今の姿からは想像もできないような、ネガティブだったという17歳当時の自分、そしてそこから俳優という新たな夢を見つけ、ポジティブ思考に転換することのできた激動の日々が語られている。観る者を惹きつける、役者・竹内涼真の借り物ではないまっすぐさ。その原点に迫る、必読のインタビューだ。

竹内涼真が、サッカーで挫折を味わった17歳当時の自分へ手紙を綴る - 『CUT』2018年8月号『CUT』2018年8月号

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