ジョニー・マーとノエル・ギャラガーが、これまでの長きに渡るコラボレーションについて語る映像が公開されている。
この映像は、ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズの最新作『フー・ビルト・ザ・ムーン?』収録の“If Love Is The Law”での両者のコラボレーションを期に公開されたものとなっている。
ノエルは同映像の中で、「俺のアルバムは、ジョニー・マーなしでは俺のアルバムにならないんだ」とジョニーへの信頼感を吐露。
「俺がジョニーのギターを超好きなのは言うまでもないけど、それと同じくらい彼のハーモニカが好きなんだよね。“Hand In Glove”の出だしのリフはいつ聴いてもグッとくる」とも語っている。
“If Love Is The Law”にはハーモニカで参加したジョニーだが、同楽曲にジョニーが参加することになった経緯についても以下のように語っている。
ジョニーが来て数曲弾いてくれたんだ。ほとんどはうまくいかなかったけど、最終的には、元々は彼に演奏してもらおうとは思ってなかったこの曲に絞ることにした。
俺が「ハーモニカを吹くっていうのはどう?」って言うと、彼は少し驚いてたけどね。
一方でジョニーは、「ミュージシャンというのは、演奏がその人を表わすと僕は信じているんだ」との前置きのもと、ノエルについても以下のようにコメントしている。
ノエルの興味深いところは、僕が思うに、彼はすごく内に秘めたものがある人だね。非常に有名だし、多くの人が自分はノエルを知っているという気になっているだろうけど、実際は、かなり内に秘めているタイプだと思う。
ノエルはすごく現実的で、かなり生真面目な男だよ。“If Love Is The Law”なんかはいい例だけど、彼の音楽は、基本的に「人生は素晴らしい。人生には生きる価値がある」って伝えているんだ。人生を肯定しているんだよ。
そこが興味深いところで、というのもノエルは別に誰彼構わずハグして回るようなタイプじゃないからね。実は1、2回ほどノエルのそういう場面を見たことはあるけど、それは黙っててくれよ。
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