バンクーバーのレコーディング・スタジオの外にて、AC/DCのブライアン・ジョンソンとフィル・ラッドが談笑する様子とアンガス・ヤングの写真が撮影され、往年のメンバーたちがカムバックし新作を制作中なのではと噂されている。
ブライアン・ジョンソンとフィル・ラッドを捉えた写真、そしてアンガス・ヤングと甥のスティーヴィー・ヤングを捉えた写真は、「Consequence Of Sound」で紹介されている。
ここ数年、AC/DCではメンバーの入れ替わりが続いていた。昨年の11月にはマルコム・ヤングが享年64歳で逝去し、スティーヴィー・ヤングがリズム・ギタリストとして加入。
長年ドラマーを務めたフィル・ラッドはニュージーランドでの深刻な法的問題に巻き込まれ、2014年の『ロック・オア・バスト』の制作には参加したものの、ツアーには不参加。彼の代わりはクリス・スレイドが務めた。
そして2016年、ボーカルのブライアン・ジョンソンは、永久的な難聴の恐れがあるとしてツアー途中離脱を余儀なくされた。この年『ロック・オア・バスト』のツアー終了まで彼の代わりを務めたのはガンズ・アンド・ローゼズのアクセル・ローズである。
さらにその上、ベーシストのクリフ・ウィリアムズが2016年9月のツアー終了後、バンドを引退すると宣言した。
こうした紆余曲折を経て、今回、ブライアン・ジョンソン、フィル・ラッド、そしてアンガス・ヤングという往年のメンバーに加え、故マルコム・ヤングに代わってリズム・ギタリストを務めるスティーヴィー・ヤングの4人の姿が捉えられることとなった。
この件に関し、本記事執筆時点ではAC/DC側の公式コメントなどは発表されていない。