【サマソニ2018予習】フレンドリー・ファイアーズ、見るべきポイントはここ!
2018.08.15 18:30
フレンドリー・ファイアーズが帰ってくる! 昨秋発表された、今年4月のロンドン公演を経てのサマソニ出演の報を受け、そう膝を叩いたファンも多いはず。アンセム満載だった2008年のデビュー作『フレンドリー・ファイアーズ』、肉体性を強めよりグルーヴを鍛えた2作目『パラ』、そしてサイケデリックに振り切れたジ・アスフォデルスとの共作シングル“ビフォア・ユア・アイズ”発表からの4年間で、シーンの、というより大衆音楽を取り巻く状況全てが大きな変化に晒されている。
しかし、そのような中でも、彼らの残してきた折衷的なダンス・ロックは未だ何ら錆びついていない。それは、ハウスに魅了されながらもロックの爆発力を求め、ファンクのグルーヴをものみ込もうとしてきた、音楽愛によって突き動かされた彼らのかつての挑戦が間違っていなかったことの証でもあるだろう。
従来のイメージで言えば、ソニマニやミッドナイト・ソニックで深い時間に現れ、沼化したフロアに“パリス”を投入し大爆発、という展開が期待されたところだが、恐らくは2018年版に更新された新生フレンドリー・ファイアーズを見せてくれるはずだ。(長瀬昇)
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