デーモン・アルバーンが、かつてのライバルであるノエル・ギャラガーとの友情について語っていたことが分かった。
デーモン・アルバーン率いるブラーとオアシスは、90年代のブリット・ポップ全盛期にそのライバル関係を取り沙汰されていた。
しかし最近ではノエルとデーモンは親しい友人関係にあるようで、昨年リリースされたゴリラズの『ヒューマンズ』収録曲、“We Got The Power”にノエルが参加しているほどである。
ちなみに“We Got The Power”へのノエルの参加が発表された際、弟のリアム・ギャラガーは自身のTwitterでデーモンを「ブラーの口先野郎」呼ばわりし、「今度あの野郎に会うことがあったら戦争」とまでツイートしていた。
そして今回、「The Sun」のインタビューに答えたデーモンは、ノエルとの関係性について以下のように語っていたという。
俺たちは過去のことについては話さない、今の話をするんだ。
ノエルとの友情は大切に思ってるよ。だって、彼は90年代の俺を知ってる数少ない人間の1人だからね。
なお、デーモンは同インタビューの中で、90年代のパーティー三昧の日々が今では「悪夢」のようだと以下のようも語っている。
ああいう生活に溺れてたのはかなり前のことになるけどね。やってる最中は最高だったよ、でももう昔のことさ。
昨日の夜にアレキサンダー・マックイーンの映画(『McQueen(原題)』)を観に行ったんだけど、そのおかげで夜は悪夢にうなされたよ。映画の色んなシーンが、夜の生活だったり人々が消耗しきってる様子だったりを映してるからね。
自分では覚えてないと思ってた記憶が色々と呼び戻された。変な意味でカタルシスを覚えたね。
あの頃自分が陥る可能性のあったひどい結末を思うと、本当に恐ろしいよ。
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