ケイト・ブッシュが、現地時間8月24日に亡くなった舞踏家のリンゼイ・ケンプへの追悼コメントを自身のホームページで発表した。
ケイト・ブッシュは1970年代にケンプに師事した生徒の一人であり、ブッシュが監督をした短編ミュージカル映画『The Line, The Cross & The Curve』にはケンプが出演している。
また「The Idependent」によると、ブッシュの1978年のアルバム『天使と小悪魔(原題:The Kick Inside)』収録の“Moving”はケンプに影響を受けて書かれたものだという。
ブッシュによるコメントの全文は以下より。
世界は、舞台上の真にオリジナルで、偉大なアーティストを失いました。彼をマイム・アーティストと呼ぶのは、モーツァルトをピアニストと呼ぶようなものです。彼はとても勇敢で、とても愉快で、なにより驚くほどインスピレーションに溢れていました。
リンゼイのような人は他にいませんでした。彼から学ぶことができ、一緒に作品を作ることができ、一緒の時間を過ごせた私はとても幸運でした。彼をとても愛してたので、とても寂しくなります。ありがとう、親愛なるリンゼイ。