9月7日に新作『エジプト・ステーション』をリリースしたポール・マッカートニーだが、インターネットラジオ局「SiriusXM」の番組にゲストとして出演し、ザ・ビートルズの解散はジョン・レノンのせいだったと発言していたことが分かった。
同番組司会者のハワード・スターンがポールに対し「ザ・ビートルズを解散に追い込んだのが誰なのか本当のところは誰も知らない」と言うと、ポールは「僕は知ってるよ」と次のように語っている。
ジョンだよ。とあるミーティングにジョンがやって来て「なあみんな、俺はグループを抜けるよ」と言ったんだ。彼はヨーコと出会った。彼は強い女性が好きだったんだ。彼の母親は強い女性だったし、彼を育てた伯母さんも強い女性だったけど、残念ながら、彼の最初の妻は強い女性ではなかったんだよ。
さらにポールは、ジョンがオノ・ヨーコを連れてきた時は、他のメンバーは大変だったことを認め以下のようにも打ち明けている。
ジョンがヨーコと会うのを、僕らは煩わしいとさえ思ったね。だって彼女は僕らのセッションに来てずっとスタジオにいたりして、そんなことはそれまで一度もなかったからさ。
でも、こいつは完全に彼女に惚れ込んでるんだから、それを尊重しなくちゃいけないなと思ったんだ。
同インタビューの映像はYouTubeで視聴可能だ。
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