ついに2度目の開催を迎えた、ロッキング・オン・ソニック――ペット・ショップ・ボーイズの急遽キャンセルを乗り越え、インディロック×ダンスアクトが新年を熱く彩った洋楽の祝祭。その全貌を完全レポート!

ついに2度目の開催を迎えた、ロッキング・オン・ソニック――ペット・ショップ・ボーイズの急遽キャンセルを乗り越え、インディロック×ダンスアクトが新年を熱く彩った洋楽の祝祭。その全貌を完全レポート!

現在発売中のロッキング・オン3月号では、2026年1月4日に開催されたrockin'on sonicの現場レポートを掲載しております。以下、本記事のアンダーワールド/トラヴィスのライブレポート冒頭部分より。



●アンダーワールド

文=小川智宏

残念ながらペット・ショップ・ボーイズがキャンセルになってしまった結果、もちろん後に控えるトラヴィスはいるものの、メインステージのラストを背負って立つこととなったアンダーワールド。もちろんそこはアンダーワールドなので何の心配もないわけだが、それに加えて、ライブが始まる直前、プロデューサ—山崎から、交渉の結果、当初の予定より20分延長した80分のセットでパフォーマンスしてもらえることになったとアナウンスがあった。さすがカール・ハイドとリック・スミス、サービス精神の人である。

というわけでボーナス込みでのロングセットとなったアンダーワールドのステージは、とにかくキレキレで、過去に何度も観てきたなかでも出色といっていいクオリティだった。オープニングは “Dark And Long (Dark Train)”。舞台袖からカールとリックが登場し、一気にフロアは沸騰。原曲よりもビートを強調したエディットで、散々引っ張った挙句に鳴り響いたあのシンセリフが、ギャラクシーステージの空間を一瞬で巨大なディスコに変えていく。さらにそこに“Two Months Off””Cowgirl“と畳み掛けられるアンダーワールド・クラシック。大量のスモークがステージを満たすなか、前に出てきたカールが踊っている。てっきりもう少しニューアルバムに寄せたシックなモードで来るのかなと思っていたので、これは嬉しいサプライズだ。
(以下、本誌記事へ続く)


●トラヴィス

文=粉川しの

まさかrockin’on soinic 2026のトリをトラヴィスが務めることになるとは、ほんの数時間前には誰一人思っていなかったわけだが、私たち観客は皆思ったはずだ。トラヴィスでフィナーレを迎えることができて、本当に良かったと。フェスの多幸感と、楽しかった一日の終わりのセンチメントが入り混じったメッセの空気を柔らかく抱きしめるように、トラヴィスは永遠の瑞々しさを湛えて、この日も私たちの傍にあった。

インタビューで彼らも言っていたように、トラヴィスは会場の大小やフェスの出順のような外的環境に、一切左右されない音楽をやっているバンドだ。フランは「全曲ペット・ショップ・ボーイズでやろうか?」なんて冗談を言いつつ“ウェスト・エンド・ガールズ”を鼻歌していたが、蓋を開けてみればいきなりの“シング”で始まったこの日のステージは、美メロに次ぐ美メロに酔いしれ、共に歌う、珠玉の名曲で彩られたいつも通り素晴らしいライブとなった。何度も練習したらしき「アケマシテ、オメデトウ!」の挨拶を合図に、“ドリフトウッド”、“ライティング・トゥ・リーチ・ユー”と『ザ・マン・フー』の代表曲を惜しみなく披露する流れの中で、会場が瞬く間に一丸となっていく。
(以下、本誌記事へ続く)



rockin'on sonicの記事は、現在発売中の『ロッキング・オン』3月号に掲載中です。ご購入はお近くの書店または以下のリンク先より。

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