元ジョイ・ディヴィジョン、ニュー・オーダーのピーター・フックが、ジョイ・ディヴィジョンの楽曲をオーケストラと共に演奏するコンサートを開催することが分かった。
「Peter Hook & Manchester Camerata - Joy Division Orchestrated」と題されたコンサートは来夏、現地時間7月5日にロイヤル・アルバート・ホールにて開催されるという。
同コンサートでのフックとの共演が予定されているのはオーケストラのManchester Camerataだ。彼らとフックは、今年の5月から開催されている、マンチェスターの伝説的なクラブ、ハシエンダに関連した楽曲を演奏するコンサート・シリーズ「Haçienda Classiçal」においても共演を果たしている。
「NME」のインタビューに応えたフックは、このコンサートについて以下のように語っている。
(コンサートの開催は)実際、じつに簡単な決断だったんだ。オーケストラの演奏に関して面白いことといえば、俺たちみたいな音楽家はみんな長い間、オーケストラの演奏を真似していたということなんだ。
ジョイ・ディヴィジョンでは、とりわけ『クローサー』ではピアノやストリングス、それにシンセサイザーなんかを加えていた。要するに、基本的に俺たちはチープなオーケストラだったという訳さ。
また、2010年に行ったジョイ・ディヴィジョン作品の全曲ライブ・シリーズがインターネット上で強く批判されていたという話から、フックは次のように続けている。
自分が曲を書いて、メンバーの一人だったジョイ・ディヴィジョンの音楽を演奏したいからって、なぜ自己弁護する必要があるんだ?
コンサートのチケットは現地時間の10月5日より、下記ウェブサイトにて発売される予定となっている。
「Peter Hook & Manchester Camerata - Joy Division Orchestrated」