星野源×菅田将暉の『ANN』での共演は音楽愛と妄想広がる笑いにあふれていた

4月16日深夜1時から放送された『星野源のオールナイトニッポン』では、ゲストに菅田将暉が登場。二人の出会いや関係性がうかがい知れる放送となった。

星野が菅田をゲストで呼んだ理由は率直に「話したかったから」。きちんと話すのはこの放送が初めてだという二人が最初に出会ったのは2014年に行われた「日本アカデミー賞」の授賞式。ともに新人俳優賞を受賞したが、その場では挨拶だけで終わり、再会したのは昨年の『ミュージックステーション スーパーライブ』だそう。音楽番組にソロで出演することや、周りがグループのアーティストばかりだったことに「心細かった」という菅田に前から話したいと思っていた星野が声を掛けたという。アルバムも聴いていて、中でも菅田が作詞している“ピンクのアフロにカザールかけて”が好きだと語る。「音楽が本当に好きなんだろうな、っていうのが伝わってくる。格好つけで音楽やってみました、ってことではない」ところが好きだと話し、この曲について菅田も「とりあえず叫びたかった」と当時の制作の際の心境を振り返った。

菅田もカラオケでは毎回、星野の歌を歌うといい、中でも“くせのうた”が好きだという。さらに、学生時代に中野サンプラザで行われた星野のライブを観に行っていたことも明かした。

リスナーからのメールに答える形で音楽の話や、ファッションの話が繰り広げられたが、今回の放送でのメイン企画は、生田斗真がゲスト出演した際にも行った「第4回 何で抜いたか選手権」。まさしく、テレビの二人からは聴くことのできない自由な放送になっていた。中でも、「妄想バージョン」では、カオスなメールを読む二人と同じようにこちらも笑いが止まらなかった。

エンディングでは来週の『菅田将暉のオールナイトニッポン』のゲストに米津玄師が出演する話の流れで、米津が星野に会いたがっている、と共通の知人から聞いていることを星野が明かした。「自分も会ってみたい」と話すと、菅田と3人で遊ぶ展望が語られ、リスナーとしてワクワクさせられるトークとなった。

音楽と俳優、中学時代から両立させてきた星野と、昨年デビューアルバムを発売した菅田はそれぞれへのアプローチの仕方も年齢も違うが、今、どちらの世界でも圧倒的な存在感を示している数少ないうちの二人なのは間違いないだろう。この先も活躍を続け、共演や交流を重ねていくかもしれない二人の、貴重な初の本格的な共演が聴けた放送だった。(菊智太亮)
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