なぜOfficial髭男dismのラブソングが時代に効くか?

なぜOfficial髭男dismのラブソングが時代に効くか? - 『Pretender』初回限定盤『Pretender』初回限定盤
《ねえどうして人は言葉で人を/殺せるようになってしまったんだろう?/画面から飛び出した文字はナイフみたいだ》

2016年11月にリリースしたEP『What's Going On?』の表題曲で、Official髭男dismはこう歌っている。
まっすぐラブソングを歌うことがいかに難しく、勇気とエネルギーとテクニックがいることで、だからこそ今までになくそれが必要とされている時代だということに対して、彼らはどこまでも自覚的な音楽集団。
4人で勇気を研ぎ澄まし、エネルギーを高め合い、そして音楽的テクニックに磨きをかけながら、今の時代に圧倒的に効く音楽としてまっすぐなラブソングを追求してきたのである。


5月15日にリリースされる新曲“Pretender”は、そんな彼らにしか作れない究極のポップミュージックであると同時に、ラブソングである以前のところにある「この世界を生き抜くことを全力で肯定したい」という願いが剥き出しで溢れ出している曲でもある。

Official髭男dismもまた、間違いなくこれから始まる令和の新たな音楽シーンの重要な主人公。
それを決定付ける一曲だ。(古河晋)
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