「食べる男」の魅力や、そのパーソナリティに迫る本特集。「睨み飯」の記事では、これまでに投稿された「睨み飯」の写真が一挙に掲載されているほか、インタビューでは「睨み飯」の裏話が明かされている。
「睨み飯」を投稿するようになったのは、「フォロワーは、その人が食べる料理よりもその人の顔が見たいのではないか」という配慮から、自分の顔とともに料理の写真を撮影するようになったのがきっかけだったという。
それに、自分が楽しいからやっているんだと思います。(その時々によって)モノが変わるから楽しいですね。食べた後に「おいしい」って顔するのは当たり前ですけど、食べる前から「おいしそう」って顔するのって、ちょっとばかばかしいっていうのかな。なかなかね、食べてるところって絵にならないし、食べた後はただの残骸ですからね
また、連続テレビ小説『なつぞら』やドラマ『白衣の戦士!』に出演中、6月には映画『ザ・ファブル』の公開を控えるなど出演作が目白押しの安田。そんな昨今の状況に対して「焦りや羨望など、いろんな気持ちがグチャグチャになる」と現在の心境も話している。一方で、だからこそ「食べる」といった基本的な生活の営みを大切にしているという。
渥美清さんが車寅次郎の役(『男はつらいよ』)で、よく「飯食ってクソして寝ろ」って言ってたけど、最近になって若い時には気づかなかったその言葉の深みを感じますね。自分の食べたいものを食べて、風呂に入って、寝る。そしたら朝がきますから。そういう時間を大事にしながら、一日一日をきっちり頑張ってやっていくしかないなと思います
そんな安田顕のパーソナリティがにじみ出た自然体な姿や、「飯」以外を睨む表情をとらえたフォト、さらには『CUT』でしか見ることのできない誌上「睨み飯」も掲載。じっくりと「睨み飯」の世界を楽しんでほしい。
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