安彦良和×SUGIZO独占スペシャル対談! 深遠なる『機動戦士ガンダム』の世界を語り合う

安彦良和×SUGIZO独占スペシャル対談! 深遠なる『機動戦士ガンダム』の世界を語り合う
現在、NHK総合テレビで放送中の『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星』の原作者であり総監督を務める安彦良和と、40周年プロジェクトの総合音楽プロデュースとして本作に参加したSUGIZOLUNA SEAX JAPAN)。5月20日に発売される『CUT』2019年6月号で展開される20Pにおよぶ『ガンダム』特集にて、ふたりの夢の対談が実現した。

インタビュー開始直後から『ガンダム』から受けた影響や印象深いシーンなどについて語り、溢れる「『ガンダム』愛」を見せたSUGIZO。その中で「人はわかり合えない」という『ガンダム』に通底するテーマへの言及が印象的だ。

「人はわかり合えずに殺しあう、なぜ?」っていう部分が、やっぱり自分にとってすごく大きな影響で。たとえばバンドだって本来、わかり合えるわけがないんですよね。でも、わかり合えない人たちが、どうやって一緒に共存して生きていくか、それが人間らしいところであって、音楽はそうやって生まれていく(SUGIZO)


そして、安彦良和はアニメから離れマンガに活動の場を移したことについて、赤裸裸に語った。

アニメの場合は、表現者として社会性にあまり直結してないんじゃないかなって気がしたんですよね。自分の中にあるテーマや社会性は、ここでは表現できない気がしたんです。だから自己責任のみえやすい世界に行っちゃおうと。それでマンガを描き出して、『虹色のトロツキー』とか、どうひっくり返ったってアニメになんかなりゃしないようなものを描いて、非常に心地よかったんです(安彦)


この話をうけたSUGIZOは、「自分の思想がすべて込められるソロ活動の居心地のよさ」は、安彦のマンガ制作とも共通すると話しつつ、活動を再会したLUNA SEAへの想いを次のように語る。

大人になるとこの出会いは唯一無二だったんだと再認識するわけです。今でも、意見が合わない奴もいるし、考え方が違う奴もいる。けれども、この5人が今でも生きていて、命があって五体満足で演奏できてステージに立てる、これは奇跡だと思う(SUGIZO)


ちなみに『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星』のオープニングテーマ曲は、LUNA SEAの描き下ろしで、第一弾“宇宙の詩 ~Higher and Higher~”、第二弾“悲壮美”。バンド結成30周年を迎える5月29日に、3年ぶりのシングルとしてリリースされる。

紹介したエピソードの他にも、楽曲制作の裏話や「作品を創り出すこと」という深い話にまでおよんだ今回の対談。撮り下ろしの2ショット写真と、超貴重なスペシャル対談全文を是非、誌面でチェックしてほしい。

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安彦良和×SUGIZO独占スペシャル対談! 深遠なる『機動戦士ガンダム』の世界を語り合う - 『CUT』2019年6月号『CUT』2019年6月号

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