テイラー・スウィフト、LGBTQ差別撤廃に向けメッセージを発信。上院議員への「手紙」を呼びかける

テイラー・スウィフト、LGBTQ差別撤廃に向けメッセージを発信。上院議員への「手紙」を呼びかける

6月1日、LGBTQの権利向上を訴えるプライド月間の始まりに合わせ、テイラー・スウィフトがLGBTQの差別を禁止する「平等法」の可決を要請するために、自身の出身地であるテネシー州のラマー・アレクサンダー議員とファンに向けSNSでメッセージを発信した。

5月17日にアメリカ合衆国下院で可決された「平等法」は、性別や性的嗜好、性別のアイデンティティによる差別が違法となるよう、1964年に制定された公民権法、および他の連邦法の改正を求める法案だ。

しかし、平等法が下院で可決されたとはいえ上院での審議は先のこととなり、ドナルド・トランプが大統領に就任して以来、LGBTQの人々の権利を脅かす複数の法案が可決されている。

今回、「MTV」が報じたところによると、平等法の支持を強く表明したテイラーはTwitterにアレクサンダー議員に宛てた手紙とファンへのメッセージを投稿。その冒頭部分が以下となる。


ハッピー・プライド月間! 祝福すべきことがたくさんある一方で、この国で皆が平等に扱われるまでの道のりは容易なものではありません。最近、下院がLGBTQの人々を職場や家庭、学校や他の公的な場所での差別から守る平等法を可決したという、素晴らしいニュースがありました。

次のステップは、この法案を上院まで送ることです。私は、いかに自分が平等法の可決について強い気持ちを抱いているかを説明するために、上院議員の一人に手紙を書くことでプライド月間を始めることにしました。みんなにも自分の上院議員に手紙を書くことを勧めたいし、みんなが書いた手紙を#lettertomysenatorのハッシュタグで探すわ。


テイラーは、さらに今回の行動の意義についても以下のように綴っている。

評決のために、いつ平等法が上院で審議されるのか今のところ情報はないけれど、これはわかっている。政治家は政党に残るために投票を必要とし、その投票は人々から来ています。大多数の人々からのプレッシャーは、政治家をポジティブな変化に向かわせる大きな力となります。だから私は、平等法を支持するよう上院を急き立てるために、Change.orgで署名運動を開始しました。

我が国の自国民に対する保護の欠如は、同性愛者またはトランスジェンダーを嫌う雇用主や家主によって、LGBTQの人々の人生が覆されるかもしれない恐怖を決定づけてしまいます。複数の人々が、他者による偏見と嫌悪に完全にさらされるがままになっている事実は、醜悪で受け入れられるものではありません。


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