最強に「メタルな動物」はどれだ? 様々なバンドを動物に例えた米メディアのユニークな企画をご紹介!

メタル・バンドのステージでは、楽器をブチ壊したり観客席に物が投げ込まれたりなど過激なパフォーマンスが繰り広げられることがあるが、その様子はさながら手に負えない動物のようだ。

Kerrang!」では、そんなメタル・バンドたちを様々な動物に例えるなどして、どの動物(バンド)が一番強いか、という企画を行っているので同記事にて紹介したい。

ヘビ対ワシ


ワシ(イーグル)が付くバンドはイーグルスイーグルス・オブ・デス・メタルが思いつくが、どちらもメタル・バンドではない。しかし、大きな鉤爪を持つ肉食系のワシはメタル・バンドの気質を備えていると言えるだろう。

一方のヘビ(スネイク)は、スラッシュのスネイク・ピットやホワイトスネイクにゴートスネイク、「毒」を意味するヴェノムもいるうえ、リンプ・ビズキットの“Gold Cobra”やTurbonegroの“Ass Cobra”などヘビを表す曲も多いことから、ヘビに軍配が上がっている。

勝者:ヘビ


ネズミ対ヤギ


ネズミ(ラット)といえば、まず思い浮かぶのがLAメタルのラットとパンク・レジェンドのRat Scabiesだが、メタル界でネズミの存在は大きくはない。

対するヤギはGoatwhoreやAcid Goat、Armored GoatにGoat Anusのように、ネズミと比較にならないほどバンド名に使用されている。そして、サタンと深い関わりがあるヤギ(新約聖書などではヤギは悪しきものと捉えられているなど様々な諸説あり)にネズミは勝てなかったようだ。

勝者:ヤギ

カラス&オオガラス対クマ


カラスやオオガラスは、不吉な前兆や死を象徴する動物として知られているが、それほど現実では人間を脅かす存在ではない。ロック界では、インキュバスのアルバム『A Crow Left Of The Murder...』にてタイトル名に使われている。

それとは逆に、クマは人間を襲うこともある危険な動物だ。また、 BeartoothやMinus The Bear、Polar Bear Clubなどバンド名にも頻繁に使われており、クマの方がメタル的な動物と言えるだろう。

勝者:クマ

クモ対ウシ


クモ(スパイダー)といえば、パワーマン5000のフロントマンのスパイダーなどが思い浮かぶが、クモの巣のタトゥーも人気がある。ウシはエアロスミスのアルバム『ゲット・ア・グリップ』のジャケットに写真に使用されているほか、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンの曲“Bulls On Parade”にも名前が登場している。

勝者:ウシ

イヌ対コウモリ


メタル界でイヌの要素は少なく、クリス・コーネルによるスーパーグループ、テンプル・オブ・ザ・ドッグぐらいしか思いつかない。対する夜行性のコウモリは、オジー・オズボーンがコウモリの首を食いちぎったことがあるなどコウモリに軍配が上がった。

勝者:コウモリ


ゾウ対ヒョウ


ヒョウ(パンサー)はバンド名やアルバム・タイトルなどにあまり使われてはいないが、メタル・バンドのツアー・バスの側面に描くとしたらピッタリなのはヒョウであろう。

勝者:ヒョウ

サメ対ウマ


サメはグレイト・ホワイト(ホホジロザメのこと)や、ギャロウズの“In The Belly Of A Shark”があり、フェイス・ノー・モアの『The Very Best Definitive Ultimate Greatest Hits Collection』のジャケットにはサメのデザインが施されている。ウマについては「ワイルドな雌馬」を意味するバンド、Wyld Stallynsもいるがサメの方が強そうだ。

勝者:サメ

オオカミ対クジラ


狼はステッペンウルフやギター・ウルフWolfmotherなど多くのバンド名に使われている。対するクジラは、メタル界では存在感が薄い。

勝者:オオカミ

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