CDJ19/20のステージに立つRO JACK優勝アーティスト5組の発表の瞬間を観た

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ロッキング・オンが主催するバンド・アーティストのオーディションRO JACK for COUNTDOWN JAPAN 19/20の優勝アーティスト発表イベント、RO JACK WINTER FINAL 2019が渋谷 duo MUSIC EXCHANGEで開催された。

会場には入賞を遂げたアーティスト15組と、発表の瞬間を見届けるべく、早耳のリスナーが集結。さらに、過去に入賞・優勝経験を持つ「先輩」アーティストとして、ハンブレッダーズと、the shes goneも参加してゲストライブを披露した。優勝できなかった悔しさをバネにしたと語るハンブレッダーズと、優勝後に続く道のりの大切さを伝えるthe shes goneの嘘偽りない言葉、そして現在進行形で上昇真っ只中の熱いライブは、ここに集まったすべてのアーティストの背中を強く押したに違いない。

ついに発表の瞬間。MCの飯室大吾から告げられたのは、anewhiteGriev fibtorontoMez-zo-foruteYUMEGIWA GIRL FRIENDの5組! 最初に発表されたYUMEGIWA GIRL FRIENDは、結成4年、無骨でいて誠実でリアルなギターロックを貫いてきたバンド。主戦場であるライブハウスの熱を繋いでいくことを宣言する姿勢が力強い。次に呼ばれたのは、ジェンダーレスな歌声と繊細なメロディが中毒性を発揮するMez-zo-forute。ステージ上でメンバー同士抱き合いながら喜びをかみしめ、周囲のサポートへ感謝を述べながら「これからもっといい景色を一緒に観ていけたら」とコメントした。続くGriev fibは、女性ツインボーカルという異色の編成。オリジナリティとスタンダードを兼ね備えた大きな可能性を示しつつ、笑顔で喜ぶ様子には今年4月結成という初々しさが滲んで微笑ましい。4組目のtorontoは、ポップなメロディに、日常を抒情的に捉えた歌詞が印象的なスリーピース。CDJに向けて「もっといい曲を作って用意しています」と挑戦的に語った。最後に発表されたのは、透明感溢れるボーカルでアイロニカルな世界を描き出すanewhite。驚きと緊張を隠しきれない様子でステージに招かれていたが、「anewhiteを広める時がやっと来たかなと思っています」と、しっかり自信を覗かせた。

CDJ19/20のステージに立つRO JACK優勝アーティスト5組の発表の瞬間を観た
この5組は12月8日(日)に開催のJAPAN’S NEXT 渋谷JACK 2019 WINTER出演を経て、COUNTDOWN JAPAN 19/20のステージへ立つ。彼らが「今」鳴らすロックを、そしてその音が照らす「未来」を、ぜひ体感してほしい。(後藤寛子)
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