20年の時を経て再び鳴り響く愛の歌。奇跡のユニット「Chara+YUKI」再始動!

20年の時を経て再び鳴り響く愛の歌。奇跡のユニット「Chara+YUKI」再始動!
約20年前、すでにシンガーソングライターとして揺るぎない支持を得ていたCharaと、当時JUDY AND MARYのボーカリストだったYUKIのコラボレーションは、とびきりセンセーショナルだった。“愛の火 3つ オレンジ”は、ハスキーなCharaの歌声と、スウィートなYUKIの歌声とがまざりあって、圧倒的なスケール感で愛を描いた。この壮大なラブソングが、まさか20年の時を経て、新たに蘇るとは! Chara+YUKIの再始動。これは20年前にコラボが実現した時以上のインパクトだ。しかも今回は、1月31日にシングル『楽しい蹴伸び』をリリース後、2月14日(金)にはミニアルバム『echo』もリリースされるという。果てしなく高まる期待感。果たして、様々に気鋭のゲストミュージシャンやプロデューサーを迎えて制作されたミニアルバム『echo』は、その期待のはるか上を行く、このところ感じたことがないほどの多幸感に満ちた作品に仕上がった。ミニアルバムのオープナーに据えられたのは、“愛の火 3つ オレンジ(2020version)”。冒頭の高らかなファンファーレが今回の再始動を祝福するように鳴り響き、リッチなブラスアレンジにも埋もれることのないCharaの挑発的な歌声で、止まっていた物語が動き出す。重なるYUKIの歌声も、調和というよりも、そのままぶつかり合うさまを楽しむように、このふたりにしか表現し得ないポップなダイナミズムを生み出していく。そして新たに加えられた終盤のパートの《大切な その火を守る 私達は Music, Music》という歌詞に、グッと来ない人はいないだろう。続く“You! You! You!”で聴かせるスタイリッシュなクラブ・ミュージック、そしてドリーミーでファンタジックなエレクトロサウンドに彩られた“ひとりかもねむ”など、まるで真夜中のナイトクラブへ連れ出されたような昂揚感の中で、CharaとYUKIの歌声がひたすら気持ちよく溶け合っていく。先行でリリースされたシングル曲“楽しい蹴伸び”は現代的なR&Bサウンドに乗せたYUKIの歌詞が秀逸で、ふたりの声のアンサンブルは官能的ですらある。なんだかもう、2020年のポップミュージックとして、これほど無敵なユニットは他にないだろうと思えてしまうほど。ギターとベースに岸田繁くるり)を迎えたタイトル曲“echo”含む全8曲。すべてがリード級の最上級ポップソング。4月には、本ユニット初となるライブも予定されていて、とにかく楽しみで仕方がない。(杉浦美恵)
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