“ノーダウト”、“Pretender”、そして新曲“Laughter”へ――Official髭男dismと『コンフィデンスマンJP』が彩るスリルとロマンスの世界へようこそ!

 “ノーダウト”、“Pretender”、そして新曲“Laughter”へ――Official髭男dismと『コンフィデンスマンJP』が彩るスリルとロマンスの世界へようこそ!
信用詐欺師が繰り広げる騙し合いの応酬が魅力の『コンフィデンスマンJP』。ドラマから映画と続き、主題歌はどちらもOfficial髭男dismが手掛けた。彼らの音楽、とりわけ歌詞に注目してみると、作品を知らないリスナーでも上質なキラーチューンとして聴けるのはもちろん、ドラマと映画それぞれを鑑賞済みの人間はその歌詞の親和性にあっと驚くに違いない。
ドラマ版主題歌“ノーダウト”、そして劇場版「ロマンス編」主題歌“Pretender”は、彼らの音楽による粋な演出で作品の魅力を倍増し、まさに主題歌として相応しいものとなっているのだ。

たとえば、“ノーダウト”に登場する歌詞で《9桁のビルシャワー》とあるが、これは本作の主人公である信用詐欺師たちがターゲットから金を奪い、部屋で万札をシャワーのようにまき散らし喜ぶ姿を想像させるものだ。《誰も ハリボテと 知るよしもない 完璧な》テクニックで悪党を騙し、大掛かりなどんでん返しを観られるのはとても気持ちがいい。磨き抜かれたテクニックで大金儲けする本作の主人公、ダー子、ボクちゃん、リチャードの姿は痛快無比で、まだ本作を見ていない人にとって必見だ。視聴後、改めて“ノーダウト”を聴いてみると、随所に隠された伏線のごとき歌詞の意味合いに唸ること間違いなしだろう。


劇場版「ロマンス編」の主題歌“Pretender”は、運命を信じながらもそれは自分と相手の事ではないと歌う異色ともいえるラブソング。どうして《君の運命のヒトは僕じゃない》のか? それもまた、ロマンス編と銘打たれた本作を最後まで観ればなるほど、と理解できる。
本当に愛している人は誰なのか、なぜ人は人を愛してしまうのか。ドラマでは定番となった騙し合い劇にロマンスの要素が加わった劇場版には、やはり作品の雰囲気を音楽によって引き上げてきたOfficial髭男dismの楽曲が必要不可欠だ。無論、“Pretender”との相性は抜群。劇場版のとある登場人物に当てはめて歌詞を眺めると、彼の心情にも聴こえてくるトリックが仕掛けられている。誰に対しても感情を揺さぶるようなラブソングを描きながら、映画に描かれたテーマも内包している“Pretender”を聴くと、やはり彼らは凄腕のクリエイターなのだと再確認できる。


『コンフィデンスマンJP』は5月1日(金)に新作劇場版、その名も「プリンセス編」が公開を控えている。現在、YouTubeで予告編が公開されているが、またしても主題歌担当はOfficial髭男dismだ。しっとりとしたバラード調の主題歌“Laughter”は、今回も本編の内容に括りつけた歌詞なのだろうか、と耳をそばだてて聴いてしまった。
ダー子ら主人公の今回の獲物は一体どんな人物で、どんな駆け引きと騙し合いが勃発するのか、Official髭男dismの音楽で彩られることで増す次なる相乗効果に、胸を躍らせながら公開を待ちたい。(安藤エヌ)

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