セックス・ピストルズの元ドラマー、ポール・クックがバンドが再結成する可能性について言及していることがわかった。
「Daily Record」のインタビューを報じた「FAR OUT」によると、ポールがセックス・ピストルズのリユニオンについて次のように語っていたという。
時が経つにつれ、メンバー間にあった個人的な問題や壊れた関係は改善しているようだが、ポールは過去にスティーヴとジョンの和解を試みたこともあったが、長引く確執に悩まされたくないとも述べていたそうだ。俺は(ジョン・ライドンとスティーヴ・ジョーンズの)仲裁役をやめたんだ。もう関わらないようになった。まだ、今のところはスティーヴとは親しいけどね。ピストルズとしてリユニオンが起こるとは思えないし、それを誰も望んでいないだろう。
スティーヴとジョニーだけじゃない。バンドには多くの問題と歴史があるし、(再結成が)上手くいくとは思えない。
グレン(・マトロック)はバンドを追い出されたことに腹を立ててるし、人は揉め事を水に流すと思うだろうが奴らはしないよ。リユニオン自体はOKだ。観に来てくれるファンはいるだろうけど、それが再び実現するとは思えないね。
セックス・ピストルズは1996年に最初の再結成ライブを行い、2002年と2007年にもバンドとしてカムバックしている。現在は、事実上バンドとしての活動は停止中となっている。