4月6日の時点で、5月いっぱいの海外アーティストのすべての来日公演のキャンセルを発表した、クリエイティブマンプロダクション。サマーソニックの主催者であり、今年はクイーンやビリー・アイリッシュの招聘を手掛ける洋楽シーンの牽引者であるプロモーターだけに、その決断は重いものだったはずだが、しかし同時に素早く明快で、ユーザーにとっては対応しやすかった。フェス主催者としての、状況に即した、ユーザーとの近い距離感が生んだ的確なオペレーションだったと思う。
そして一方で、オリンピック・イヤーで幕張メッセが夏場に使えないことからサマーソニックはお休み、だったはずの今年だが、9月にZOZOマリンスタジアムでThe 1975、スクリレックス、ポスト・マローンをヘッドライナーに迎えた「スーパーソニック」の開催が発表されている。コロナ禍の現状をふまえて洋楽コンサート・ビジネスをどう運営していくのか、そして「スーパーソニック」の内容について、代表の清水直樹氏に訊いた。(編集長 山崎洋一郎)
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