メタリカのラーズ・ウルリッヒが、オンライン会議システム「Zoom」やメールで定期的にメンバーと連絡を取り、新しい音楽のアイディアを共有していると明かしていることがわかった。
「Consequence of Sound」によると、スウェーデンのトーク番組『Skavlan』に出演したラーズが、ニュー・アルバムの制作に向けてバンドが動き出していると語っていたという。
毎週メンバーはZoomで繋がってるよ。基本的に、(新型コロナウイルスの)パンデミックがアメリカで10~11週前に始まって以来ね。バンドは週に一度、Zoomで2~3時間ほど集まって近況を報告してるんだ。
近況報告のいいところは、最近どうしてるか話すだけで、何時間にもわたって腰を下ろしてメタリカについて語り合わなくても済むことだ。だけど、今はいくつかアイディアを交換し始めててね、最高だよ。連絡を取って、またグループの一部になれるのは嬉しい。バンドを待ち構えてるクリエイティブな機会を楽しみにしてるんだ
そしてラーズは、いかにリモートでグループとして音楽を制作するかが課題になるとも述べている。
現時点で音響面と実用的なマテリアルは、実際のところ驚くほど良い状態にある。今は同じ場所に集まらずに、どれだけバンドが作業できるかを考えなくちゃいけない……。すべてを前進させるには、グループのフォーマットにかかってるからね。ソロ・アーティストが、独りでギターなんかでやるのとは違うからね
なお、メタリカは3月からバンドの過去のライブ映像を公開する「#MetallicaMondays」と題したシリーズをSNSで開始し、毎週月曜に新たなライブ映像を配信している。