パール・ジャム、デンマークのフェスで9人が亡くなった事故から20年を迎え追悼の意

パール・ジャム、デンマークのフェスで9人が亡くなった事故から20年を迎え追悼の意

パール・ジャムが、2000年6月30日にデンマークで開催されたRoskilde Festivalで9名が亡くなった事故から20年を迎えたことを受け、インスタグラムを更新。哀悼の意を表した。

同フェスティバルでは、パール・ジャムがヘッドライナーとしてパフォーマンスを行なった際、観客がステージに向かって押し寄せ、その衝撃で計9名が亡くなり、26名が負傷する大惨事となった。

Consequence of Sound」によると、パール・ジャムはバンドのインスタグラムページと公式サイトにトリビュート映像を投稿したという。

https://www.instagram.com/p/CCDNDXQpyTv/

同映像では、Roskilde Festivalでの事故を歌った楽曲“Love Boat Captain”と9つのキャンドルがフィーチャーされている。また、バンドを代表してギタリストのストーン・ゴッサードが綴った哀悼メッセージはバンドの公式サイト(https://pearljam.com/news/roskilde)に掲載されており、その一部が以下となる。

9人の若者が押し潰された。彼らの家族や近しい人たちは彼らの死を何度も想像し、故人に会えないという現実に耐え続けなければならない。フェスティバルで何が起きているか目撃して誰かを引っ張り助けようとした人、(助けにいきたくても)出来なかったすべての人……。

そして俺たちバンドのように、手遅れになるまで何も気づかなかった人たち……。俺たち全員が、そのニュースが誤報であることを永遠に待ち続けている。

20年経ち、俺たちのバンドには11人の子どもが生まれ、全員が貴重な存在で、俺たちは更に20年を共にできる……。

2000年のRoskildeのような状況で俺たちの子どもが命を落とすことを想像したら、亡くなった若者たちの両親が感じる重みと喪失への理解は信じられないぐらい大きくなる。

想像もできないが、それは現実で俺たちの最悪の悪夢だ。毎日、俺たちの心は痛み続けて、亡くなった若者たちと、もし(事故が起きていなかったら)……、何かが違っていたかもしれないと思うと吐き気がするほど苦しいよ。だが、何も変わりはしない

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