モトリー・クルーのニッキー・シックスが「一番過小評価されているベーシストは?」と質問され、意外なコメントで返答していることがわかった。
「Blabbermouth」によると、そうした質問をSNSでファンから投げかけられたニッキーは「俺だよ」と返答したという。2015年には「For Bass Players Only」のインタビューで、自分のベース・プレイについて次のように語っていたそうだ。
「基本的に俺は、シンプルなフォームでベースラインを書くのが好きなんだ。で、『これはバラードなのか? これはポップソングか? ヘヴィ・メタルの曲なのか?』ってな感じで、これが何を意味してるのか考えてる。
多くの場合はバンドの曲、ヘヴィな曲のいくつかで、俺はベースラインを書くときに音響を意識しながら演奏してる。そして、メロディラインが実際に上手く音響的に機能し、メロディがラフで崩れるように音響に溶け込むよう確認してる。
だけど、歌はシンプルなフォームで口ずさみやすくて覚えやすくなくちゃいけないし、それが俺にとってのベースの役目なんだ。俺がすべてをくっ付ける感じかな」
また、ニッキーは自分のバンドでの立ち位置について、ベーシストとギタリストの間のような存在だとコメント。「俺はベースをピックでアグレッシブに演奏するし、いつもディストーション・ペダルを並べてる。俺はメロディを少な目に演奏して、メロディを生み出すギターに対して更に多くを貢献してるよ」とコメントしていたそうだ。
なお、モトリー・クルーはデフ・レパード、ポイズン、ジョーン・ジェット&ザ・ブラックハーツと6月中旬から合同で開始する予定だった「ザ・スタジアム・ツアー」を、2021年夏に延期していた。