リンキン・パークのマイク・シノダが、リリース20周年を迎えた『ハイブリッド・セオリー』のシングル曲“Papercut”を振り返り、そのミュージック・ビデオが気に入らない理由を明かしている。
「Kerrang!」のインタビューで、マイクは『ハイブリッド・セオリー』のオープニングを飾るヒット曲“Papercut”について次のように語っている。
「振り返ってみると、この曲で唯一劣化してるのはビデオだ(笑)。このビデオを観たら、悪いけど俺たちが何をやってるのかわからないよ」
続けてマイクは、同ミュージック・ビデオの製作秘話も披露した。
「チェスター(・ベニントン)が全身チェック柄の服を着て現れて、『すごく変わったチョイスだな』と思ったのを覚えてるよ。
それは、自分で選ばなくちゃいけない類のことだったし、その当時の僕たちはブレイクしつつあったからリスクがいっぱいあった。それに、常に小さな意見の相違があったから、いいビデオを撮影しようとしてるときに、彼と服のことで話し合うつもりはなかったんだ」
また、マイクは「特殊効果が間抜けに見える」ともコメントし、「今観ると自分がバカみたいに見えるし、何が起こってるのかわからないよ(笑)」とも付け加えていた。
なお、10月9日(金)には豪華な特典が付いた『ハイブリッド・セオリー 20周年記念盤』が発売される予定だ。