ヴァン・ヘイレンのフロントマンだったデイヴィッド・リー・ロスが、10月6日に65歳で逝去したエディ・ヴァン・ヘイレンに捧げる未発表曲を公開した。
「Consequence of Sound」によると、デイヴィッドがエディに贈った曲“Somewhere Over the Rainbow Bar and Grill”は、約6年前にギタリストのジョン5(元マリリン・マンソン)を迎えてレコーディングされた曲だという。
YouTubeで発表されたアコースティックの未発表曲は、デイヴィッドがロサンゼルスのハリウッドにあるハードロック・バー「Rainbow」で演奏していた頃を振り返るもの。音源にフィーチャーされたイラストには「やあ、エド。君のことが恋しくなるよ。あの世で会おう」とのメッセージが綴られている。
その音源は以下で視聴できる。
デイヴィッドとジョン5は、同曲を含むニュー・アルバムを共作してレコーディングしたが、リリースせずにいたという。しかし、昨年にデイヴィッドが同アルバムの曲をいずれリリースすると明かし、「もちろん、(ジョンBと共作した)その作品を耳にすることができるだろう。それは、以前にソロやヴァン・ヘイレンのために書いた曲で、かなりの量がある」とコメントしていたそうだ。
なお、先月にデイヴィッドはエディの訃報を受けた際、エディと一緒に写った画像に、「なんて長い、素晴らしい旅だったのだろう」と追悼メッセージを添えてTwitterに投稿していた。
『ロッキング・オン』最新号のご購入は、お近くの書店または以下のリンク先より。