ビリー・アイリッシュが、今夏にリリースした楽曲“my future”を制作するにあたり、あるヒット・ソングに影響を受けたことを明かしている。
「THE LIST」によると、BBC Radio 1の番組に出演したビリーがこう語ったという。
「13歳か14歳だった頃の自分自身が映るビデオを見つけて、この曲のアイデアが無意識のうちに生まれたんだ。たしか14歳だった自分が、マイケル・ブーブレの“Haven’t Met You Yet”を聴いてるビデオだった。
当時の私は、その曲が希望を与えてくれるからずっと聴いてた。その頃は本当に塞ぎ込んでたし、いつも悲しかったから。でも、この曲が未来に対してワクワクさせてくれたんだ」
マイケル・ブーブレの“Haven’t Met You Yet”は、《いつかどこかに君を待っている人がいる/ただその人とはまだ出会っていないだけ》という、ポジティブな歌詞で当時人気を集めた。ビリーがリリースした“my future”も、《恋している/私の未来に》という歌詞が登場し、将来への期待を込めた楽曲として知られている。
そして、このビリーのコメントを耳にしたマイケルが、次のようにTwitterでメッセージを贈っている。
「やあ、ビリー。大ファンだよ。君が“Haven’t Met You Yet”を話題にしてたと聞いたよ。音楽は癒しになるし、曲作りも辛い時期に僕を助けてくれた。君の音楽にインスパイアされてるし、僕の音楽も君に同じ影響をもたらしたのだと知って感動したよ」
さらに、このマイケルのツイートを見たビリーの兄でプロデューサーのフィニアスが、反応を示している。
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