最新インタビューで、デイヴ・グロールがニルヴァーナの人間関係について、「機能不全なところがあった」と明かしている。
「Big Issue」最新号のインタビューを報じた「LOUDWIRE」によると、デイヴが、ニルヴァーナの音楽的な相性は完璧だったが、カート・コバーンとクリス・ノヴォゼリックの人間関係はぎこちないところがあったと語っている。
「もちろん、俺たちはお互いのことが大好きだったし友達だった。だけどニルヴァーナには、フー・ファイターズのようなバンドにはない機能不全なところがあったんだ。でも、俺がニルヴァーナに参加してからバンドが終わるまで、4年ぐらいだったってことを理解しておかなくちゃいけない。長い期間じゃなかった。俺が『テイラー・ホーキンスと同じぐらいカートと親しかったか?』って訊かれたら、答えは『NO』だよ」
続けてデイヴは、人間関係が完璧でなくともバンドを続けられたのは、音楽的なケミストリーがあったからだとも述べている。
「でも、ニルヴァーナにあった感情的な機能不全も、メンバーが楽器を演奏しだしたら解放できた。もし音楽がうまくいかなかったら、一緒にやっていなかっただろう。音楽でしかコミュニケーションを取れない人はいると思う。そして時には、そっちの方がさらにデカくて深いコミュニケーションになることもある。話をしてぎこちない人でも楽器を弾きだしたら、まるで人生で最愛の人みたいになることもあるんだよ」
以前に「Classic Rock」誌のインタビューで、デイヴはカート・コバーンが出てくる夢について語っていた。
デイヴ・グロールが表紙の『ロッキング・オン』最新号のご購入は、お近くの書店または以下のリンク先より。