1989年に放送を開始し、現在シーズン32が放送中の長寿アニメ番組『シンプソンズ』に、ザ・スミスのモリッシーにインスパイアされたキャラクターが登場した。
「Consequence Of Sound」によると、モリッシーをモデルにしたキャラクターが登場したのは、現地時間4月18日に放送されたシーズン32第19話「Panic in the Streets of Springfield」。
そのエピソードは、「リサ(シンプソンズ家の長女)が1980年代の気が重いイギリス人シンガーに夢中になる」という内容。同キャラクターは、The Snuffsというバンドのフロントマン、Quilloughbyとして登場するそうだ。
同エピソードで脚本を手掛けたティム・ロングが、「そのキャラクターは間違いなくモリッシー風で、ザ・キュアーのロバート・スミスとジョイ・ディヴィジョンのイアン・カーティス、それから他にも何人か少しずつ影響を受けている」とコメントしている。
『シンプソンズ』ではセレブや著名人がゲストとして出演する場合、本人が声優を務めるケースが大半だが、今回はモリッシーではなく、英ドラマ『SHERLOCK』やマーベル映画『ドクター・ストレンジ』などに主演しているベネディクト・カンバーバッチが声を担当した。
これまでに、『シンプソンズ』には数多くのロックバンドが登場しており、レッド・ホット・チリ・ペッパーズやグリーン・デイ、スマッシング・パンプキンズ、U2、メタリカらがフィ-チャーされている。
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