ロバート・プラントが、他人の人生を曲で表現できるボブ・ディランの才能を称え、そのコンセプトは自分の想像を超えていると語った。
「Ultimate Classic Rock」によると、ロバートが自身のポッドキャスト番組『Digging Deep』で、他人の人生を曲にして歌えるディランに畏敬の念を示し、ディランの最新アルバム『Rough And Rowdy Ways』を称えていたという。
「『Rough And Rowdy Ways』には人の人生を歌った曲が収録されていて、その人生を伝えているんだ。ディランはほとんど気まぐれに、彼が自分で目にした物語や、どのように他の人を観察しているかを聴き手に伝えることができる。
“I Contain Multitudes”(アルバムの一曲目)は、『これはすべての人々の人生の物語だ! 彼はカーブのように、まったく違った形で表現しているけどね』って思ったよ」
さらにロバートは“I Contain Multitudes”について、「途方もなく感動的で、非常に特別なリリック」だと称賛。対して、ロバートは自分の曲作りのアプローチは率直で、「他の誰かの状況を歌にして、実際に曲の中でその人物に成りきることは想像できない」と述べていた。
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