ベック、「イギリスで苦戦していた時代、最初に認めてくれたのはオアシスだった」と語る

ベック、「イギリスで苦戦していた時代、最初に認めてくれたのはオアシスだった」と語る

ベックが、「イギリスで苦戦していた時代に、最初に認めてくれたのはオアシスだった」と最新インタビューで明かしていることがわかった。

Brooklyn Vegan」によると、1996年にリリースされたアルバム『Odelay』の25周年を記念し、Apple Musicの番組『The Matt Wilkinson Show』に出演したベックが、同アルバムの収録曲“Devils Haircut”をオアシスがリミックスした経緯を語った。

「イギリスは、僕がライブを出来ない場所だったんだ。まったく好きになってもらえない状況だったんだけど、そんな時にA&RのMark Katesから電話があって、『今、ロンドンにいてギャラガー兄弟と一緒なんだ。『Odelay』のコピーを彼らに渡したら夢中になってさ。それで、彼らがリミックスをやりたがってるんだ』と言われたんだ。それで僕は『マジかよ』って答えてさ。

『 (What's the Story) Morning Glory?』がリリースされたばかりで、大ヒットして爆発的だった。だから彼らがスタジオに来て、“Devils Haircut”をリミックスしたがってると聞いて、『彼らがリミックスをするなんて知らなかった』って思ったよ」


そしてベックは、ロンドンの小さな劇場でライブを行なったとき、最前列にリアム・ギャラガーがいて“Devils Haircut”と“The New Pollution”の歌詞を全部覚えて歌っていたと当時を振り返った。

「まず、『アルバムを聴いてくれているなんて驚きだ』って思った。96年にオアシスのフロントマンが、すぐそこの最前列にいて歌い返してくれるんだから、本当にブッ飛んだよ。彼は腕を広げて、僕を寛大に受け入れてくれたんだ。

他のミュージシャンからは、そんな風に受け止めてもらえなかった。ギャラガー兄弟は、『君はクラブにいて、俺たちの仲間だ』という感じでさ。そういう受け入れられ方って、音楽を作り始めたときに誰もが夢見ることなんだよ」




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