米津玄師、新曲“死神”MVを公開。噺家から死神まで米津本人がすべてを演じる

2021.06.25 10:40

“死神” MVより
Photo by 奥山由之
Photo by 奥山由之
Photo by 奥山由之
『Pale Blue』Illustration by 米津玄師

米津玄師が、現在発売中のニューシングル『Pale Blue』より新曲“死神”のミュージックビデオを公開した。また、同曲のフル配信もスタートしている。

公開されたMVは、米津とは今回が初タッグとなるアートディレクター・永戸鉄也が監督を務めた。同曲は、古典落語の演目である『死神』をモチーフに制作され、MVは落語の寄席を舞台に、噺家をはじめ、死神、観客、すべての役を米津本人が演じている。噺家の演技指導は柳亭左龍氏が手掛けたという。

なお、MVは昨日6月24日16時13分（PM4時13分）に米津玄師のオフィシャルYouTubeチャンネルにてプレミア公開が始まり、6時間後の同日22時13分に公開された。プレミア公開の時刻は、「4＝死」とタロットカードの数字の意味でもある「13=死神」に由来し、MV公開時間は、「22＝タロットカードの数」と「13番目のカード＝死神」という設定で不吉な時間での公開だったとのこと。公開直後からTwitterでは「米津玄師」、「米津さん」、「Kenshi Yonezu」、「Shinigami」がトレンド入りし、本日6月25日（金）1時01分に再生回数100万回を突破した。

【監督・永戸鉄也　コメント】
5年前、歌舞伎町の中華屋で呑んだ時に「いつか何か一緒にできたら」と話したことを覚えている。

落語は好きで聴いたり、たまに一人寄席に行ったりしていた。
初めて楽曲を聞いた夜、噺家たちの名演『死神』の動画を観て眠りについた。
朝、目覚めた時にバラバラと映像の骨格が組み上がり、情景や衣装が見えて、演者の姿、その顔が見えてきた。
物の数分で脳内に映像が出来上り、それがループ再生される不思議な感覚だった。

「MV死神」の依頼がきた時、それは当たり前のことなんだけど、色々な人の縁を伝って繋がり進んできたし、5年経ち本当にその時が来たんだと、そして改めて、その時々を振り返ってみた。

米津くん　またいつかやろうね

永戸鉄也

●リリース情報
11th Single 『Pale Blue』
発売中

<商品形態>
パズル盤（初回限定）：パズル型ジャケット＋CD　2,000円＋税 / SECL-2670～71
リボン盤（初回限定）：7inch紙ジャケ＋CD＋DVD　1,800円＋税 / SECL-2672～73
通常盤：CD　1,100円＋税 / SECL-2674

『Pale Blue』特設サイト

米津玄師　オフィシャルサイト

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