ドラマストア、2023年1月末をもって解散

ドラマストア、2023年1月末をもって解散
ドラマストアが、来年2023年1月末をもって活動を終了し、解散することを発表した。なお、最後のメンバーの場として2023年1月にバンドの地元である大阪にてラストライブを行う予定で、公演概要などの詳細は後日発表される。また、ファンクラブは1月末まで運営するという。


【長谷川 海(Vo・G ) コメント】
いつかは必ずくると言う"あの話"を、しなければならない時が来ました。
まずはこの場を借りて、応援してくださっているファンの皆様、友達のみんな、関係者各位に、
心からの感謝と謝罪を伝えさせてださい。
最高の毎日をありがとう、そして応えられなくてごめんなさい。

多くを語ることなく、メンバーそれぞれの中で、何かがストンと落ちたような、そんな感覚がありました。
もちろん僕もです。大事なものが壊れたわけではなく、僕らなりに考えてたどり着いた結論だということを受け入れて
いただけると幸いです。
自分の話を少しします。
このコロナ禍で奪われた夢の数々は、確実に、ゆっくり、自分を蝕んでいるなあと感じる日々です。
やりたいこととやらなければいけないことの間で、自分とは何かを考えさせられ、雁字搦めは未だ解けないままです。
しかし、なんとか動き出さないとと東京へ出、多くの大切な友人ができ、そんな中で完成した新譜新曲たちは、
非常に自分にとって満足のいくものとなりました。ああやっぱり俺は歌うのが好きだ、曲を書くのが好きだ、
なにより自己表現は僕の生きる道だと再認識するきっかけになりました。
だからこそ、この絡まった糸を解く(あるいは千切る)時間が欲しいのです。
きっとツアーではらしくない顔を見せたり、見てしまうことになると思いますが、変わらず全力で楽しみたい楽しませたいと考えています。
勝手ではありますが、ぜひ目撃して欲しく思います。そして直接自分の言葉で"僕らしさ"をお伝えできればと思います。

みんなのことを信じています。これからも信じてもらえるような僕でいます。
ツアーでお会いしましょう、よろしくお願いします。
ドラマストア Vo.&G. 長谷川 海

【松本 和也(Dr・Cho) コメント】
応援してくださる全ての方へ、この度はこのようなお知らせで申し訳ございません。
ドラマストアは解散する運びとなりました。

結果的に切り出したのは僕なのですが、皆似たような感覚をもっていたようでした。
沢山踏ん張ってきました。僕はドラマストアで出来ることは全て出しきれたと思っています。
その中でもキッカケとしては、昨年からメンバーでとあるボーダーラインを設定し活動してきましたが、
達成することが出来なかった ということがあります。
皆さまにご迷惑をおかけしたことも多々ありましたが、それでも今まで応援していただき本当にありがとうございました。
この先もっと大きな活躍を期待してくださった方には本当に申し訳ございません。
明日、自己最高ベストのフルアルバムを発売します。メンバー、チーム一同、このアルバムのリリースツアーを誠心誠意込めて、そして楽しんで回りきろうと一致団結しています。ツアーで皆さまにお会いできることを勝手ながら願っています。
今後についてですが、僕はまだドラムを叩いていたいです。またどこかでお会いできれば嬉しく思います。
8年間本当にありがとうございました。
最後までどうかよろしくお願いします!!
ドラマストア Dr.&Cho. 松本 和也

【鳥山 昂(G・Key) コメント】
音楽は聴いてくれる人がいて初めて、もう半分の意味を成すと考えています。
ふたつが合わさる素晴らしい景色を何度も見ることができました。応援してくれた皆様のおかげです。
生きるために必要な人間力を培ってもらい、音楽で仕事をするとはどういうことかを教えていただきました。
全力で弾けば、全力で鳴ってくれる、そんなメンバーやチームの皆様のおかげです。
家族や友人にも、苦労や心配をかけることも多かったです。その度にたくさん支えられ、気にかけていただきました。
今度は僕の方から、そういうことができたらいいなと思います。
今まで我々を応援していただき、ありがとうございました。
これからも人生は続きます。
皆様もどうかお元気で。
ドラマストア G.&Key. 鳥山 昂

【髙橋 悠真(B) コメント】
皆んなにとって、突然のご報告となることをお許しください。
我々ドラマストアは一度みんなで立ちどまり、それぞれの道へ歩んでいくことを決めました。
まずは暗い理由から出た答えではないということを皆んなにお伝えしたいです。
この話のミーティングをしたときには過去を振り返りながらメンバー全員で笑い合ったりする時間もあったよ。
そしてこれまでもこれからもメンバー、チームスタッフ、関係者の方々、そしてファンの皆んなに感謝をしています。
このタイミングで足を止めようと決めたことは誰がどの順番でという話ではなく、活動していく中で感じることだったり
考えることを繰り返しながら、メンバーそれぞれが今思うことを話し合って出た答えでした。
ドラマストアというバンドはインタビューでもよく答えてきた例えなのですが、役割をちゃんと分担した「会社」のような
居場所で、そして僕らの目標は常に高く持ち続けていました。同じ場所を見据えて目指していた仲間です、過ごした時間でいうと2日に1回はスタジオで会っていたのでここ最近では家族より過ごした時間が長いです。
そんな活動の中でもコロナ禍に入ってから、メンバーそれぞれに考える時間が増えました。
おれはドラマストアの一員として、そしてバンドマンとして活動してきたのは、人を楽しませる仕事がしたいという思いで続けてきて、それは今も勿論変わることはありません。ただ我々の目指すところに向かって、沢山の方々に届くよう一心で制作をしてきて出来上がった今作。そこから感じることは4人違うかもしれないけれど、おれとしては今出せる全てを出し切ったという感覚でした。なのでこの話が出たときにはこのやりきった思いと、これまで一緒に歩んできた仲間との決して楽ではなかった道を振り返り、決断しました。
海くん、和也くん、とりとは沢山の景色を見ました。
そして何よりおれが一番しんどくなった時にメンバー全員が正面から支えてくれたことがあったんです。
あの時心から救われたし、そんなチームの一員として歩めたことが誇りです。
ありがとう。
今は残された活動期間の中で、伝えられる場でエネルギーとこれまでの感謝を最大限届けたいという気持ちです。
自分達の音楽を通して皆んなに楽しんでもらうことが嬉しくて音楽を続けてきましたが、むしろいただくことの方が
多いなと常々感じています。皆んなの声援、Twitterで見つけた喜んでくれているツイート、ライブで見せてくれる笑顔、
そんな体揺らして疲れへんのと気になっちゃう楽しそうな姿や、背負ったものが溢れ出したような涙する姿も、
素敵なものをいつも貰っています。
本当にいつもいただいでしまっています。
そしてそれはとてつもないパワーで僕らの背中を押してくれていました。
これは一生モノで僕らドラマストアの間違いなく宝物です。
皆んなありがとうね。
「LAST DAY(S) LAST」という作品を引っ提げてツアーに回ります。
各地のTOWER RECORDSでインストアイベントを行います。各所フェスやイベントにも沢山呼んでいただいてます。
思いを直接届けられる場でこれまでの感謝と僕らのこれからをお伝えしようと思っています。
長くはなりましたが、これまで本当にありがとうございました。
少しでも長く皆んなと楽しい時間を共有したいと思っています。
宜しくお願いします。
ドラマストア Ba. 髙橋 悠真



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