【JAPAN最新号】sumika、3万3000人の歌声が響いた横浜スタジアム――雨天決行、決意と祝福の4時間、40曲。あの日のすべてが詰まった完全レポート&後日インタビューで振り返る「Ten to Ten to 10」特別別冊

ああいう瞬間がここから5年、10年続けていって、1回でもまた味わえたらいいなって

現在発売中の『ROCKIN'ON JAPAN』8月号別冊にsumikaが登場!

sumika “Ten to Ten to 10” Special Book 2023.5.14 横浜スタジアム――あの日のすべて

3万3000人の歌声が響いた横浜スタジアム――雨天決行、決意と祝福の4時間、40曲
あの日のすべてが詰まった完全レポート&後日インタビューで振り返る「Ten to Ten to 10」特別別冊

インタビュー=海津亮 文=杉浦美恵 撮影=後藤壮太郎、山川哲矢、八尾武志


《描いた理想の自分とは/かけ離れた現在(いま)と/にらめっこして笑っている》という歌詞がある。
言うまでもなくsumikaの代表曲のひとつ“イコール”冒頭の一節だ。
sumikaはいつも「想像とは違う今日」を過ごし、「理想とは違う明日」を迎え、そんな毎日を積み重ねてきたのだと思う。
想定していない困難に立ち向かい、その時にできる一つひとつを誠実に実行し克服することで迎えた、節目の10周年イヤー。
10年かけて辿り着いたのはとても高い山の頂だ。
でもその場所は、10年前に描いた理想とも、1年前に描いた希望とも、少しだけ違っていたのだと思う。

5月14日の横浜スタジアムは、そんなsumikaの10年そのものを凝縮した、とても濃密なライブになった。
雨が降ったこと、屋根がないサブステージでの段取り変更があったこと、予定外の1曲を追加したこと、など様々なハプニングを引き受けながら、全員がチームsumikaの力を信じて走り抜けた4時間40曲。
そして3万3000人がそれを目撃し同じ時間を共有した、本当に特別な一日になった。
この別冊は、バックステージを含めた豊富な写真、詳細なライブレポート、そして2週間後に行われた3人のインタビューからなる、この歴史的なライブのドキュメントだ。
sumikaの11年目はもう始まっている。
それぞれがインタビューで語っている様に、そこではまたたくさんの喜びも苦しみも待ち受けていることだろう。
3人が次の10年に向かう過程の中で、何度も振り返られる別冊になったら嬉しい。(海津亮)

(『ROCKIN'ON JAPAN』2023年8月号より抜粋)


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