back number、新曲“新しい恋人達に”を月9ドラマ『海のはじまり』主題歌に書き下ろし

back numberが、新曲“新しい恋人達に”を7月から放送されるフジテレビ系月9ドラマ『海のはじまり』の主題歌に書き下ろした。

back numberがフジテレビ系月9ドラマの主題歌を担当するのは、『5→9〜私に恋したお坊さん〜』(2015年)の“クリスマスソング”以来約9年ぶりで、同じく小林武史氏プロデュースによる書き下ろし楽曲となる。なお、主題歌の一部はドラマの新予告映像で聴くことができる。


【back number 清水依与吏(Vo&G)コメント】
『海のはじまり』と『新しい恋人達に』について
遠い昔に失くしてしまった無邪気さに出会った時、自分では到底思いつきもしないであろうものを作る新しい世代を目の当たりにした時、そして命の誕生を目にした時、ふと「もうバトンを渡さないといけないんだろうな」と感じます。とはいえこれがなかなか簡単にいかない。自分の人生を諦められない。でも心から大切にしたい、とも思う。
いつも「誰にも言うべきじゃない」と閉じ込めている本当の言葉たちを『海のはじまり』に登場する一人ひとりに引き出され、恥ずかしいくらい混じり気のない「自分」という名の一色で書ききった結果『新しい恋人達に』という楽曲になりました。
子供、母、父、その名前や理想に対する苦しみや悲しみが、少しでも和らぎ、どうか大切にされますように。

【プロデュース 村瀬健(フジテレビ ドラマ・映画制作部)コメント】
僕は、連続ドラマにとって主題歌は命だと思っています。今回、脚本の生方さんから設定のアイデアを聞き、このドラマの企画を始めたときから主題歌はback numberにお願いすると決めていました。依与吏さんが紡ぐ、とてつもなく繊細な感情をとてつもなく美しいメロディーに乗せて歌い上げる曲が大好きで、それは僕がドラマという場所で目指そうとしている世界そのものだと思い、憧れのような気持ちでback numberの曲を聴いてきていました。僕は、back numberは“弱い男が秘めている強さ”、あるいは逆の“強い男が抱えている弱さ”みたいなものを一貫して描いているバンドだと思っています。このドラマの主題歌は“父の子に対する想(おも)い”をテーマにした曲にしたいと考えたとき、依与吏さんがこれまで描いてきた主人公が父親になった姿が僕の中で浮かんできたのです。幸運にも依与吏さんにお会いして食事をする機会をいただき、このドラマのテーマについて、このドラマで描きたいものについて、たくさん、たくさん、話させていただきました。その後、1話から9話までの脚本を読み込んでくださり、このドラマの世界に寄り添ったメロディーと歌詞を作ってくださりました。新しいDEMOが届くたび、毎晩のように大量のメッセージをやりとりさせていただき、僕からは撮ったばかりの本編映像やポスター用スチール、果ては劇中に登場する絵本まで、たくさんのものを送ってはメンバーの皆さんに見ていただき、このドラマの世界を音楽という形でこれ以上ないほど見事に具現化した曲を作り上げて下さりました。楽曲制作中のスタジオや最終MIXの場にもお邪魔させていただき、依与吏さん、和也さん、寿さん、そしてプロデューサーの小林武史さんも含めた皆さんによる丁寧で繊細な作業によって、もともと素晴らしかった曲が極限まで高められていく姿を目の当たりにさせていただきました。最終的に完成した曲は、歌詞、メロディー、歌声、演奏、アレンジ…その全ての力によって、“父の想い”だけではなく、もっともっと大きな、もっともっと多くの感情を内包する曲になったと思います。主人公の夏(目黒蓮)だけでなく、弥生(有村架純)、大和(木戸大聖)、水季(古川琴音)、津野(池松壮亮)、朱音(大竹しのぶ)、もっと言えば、子どもである海(泉谷星奈)の気持ちまで感じさせてくれる特別な曲になったと感じています。
さすがback number!と唸らされた『新しい恋人達に』というタイトルが意味するものまで含めて、この曲をじっくり聴きながら、この曲と共に『海のはじまり』の世界を感じていただけたら、幸せです



『ROCKIN'ON JAPAN』7月号のご購入はこちら
JAPAN最新号、発売中! Ado/別冊JAPAN JAM 2024/あいみょん/米津玄師/Official髭男dism/MILLENNIUM PARADE/Eve × Deu (PEOPLE 1)/ずっと真夜中でいいのに。/[Alexandros]/マカロニえんぴつ/LiSA/THE YELLOW MONKEY/宮本浩次
5月30日(木)に発売する『ROCKIN’ON JAPAN』7月号の表紙とラインナップを公開しました。今月号の表紙巻頭は、Adoです。 ●Ado 叶えた夢、そして残された夢を語る ──革命の国立公演、世界ツアーで見えたもの、そして次章へ ●別冊 JAPAN JAM 日本最大の…