4月に配信リリースしたラッパー・kZm(ケーズィーエム)をフィーチャリングに迎えた“EVERGREEN feat.kZm”や、去年にゲーム『龍が如く7外伝 名を消した男』のテーマ曲としてアメリカ出身のラッパーのJ.I.Dと共に制作した“KATATOKI”など、野田洋次郎個人として、自由にゆるやかに制作した“私小説”的な全13曲を収録。アルバムのジャケットビジュアルも解禁になった。
初回限定盤には、漫画家・イラストレーターの出水ぽすかの描きおろしによるオリジナルキャラクター「AKUMU-KUN」(アクムくん)をデザインに取り入れたTシャツが付属。AKUMU-KUNは、 「音楽を自由に体現する」アイコンでソロ作品を表現したいという野田洋次郎の発案から生まれたオリジナルキャラクター。野田洋次郎として描かれているイメージを具現化しつつ、普遍的で無敵な存在としてのキャラクター像イメージし、野田洋次郎と出水で幾度もキャッチボールを繰り返し唯一無二の存在を放つ個性的なキャラクターが完成した。AKUMU-KUNのTikTokアカウントも立ち上がり、今後さまざまなコンテンツも公開予定となっている。
また、同日にアナログ盤もリリースされることも決定している。
【野田洋次郎 コメント】
[野田洋次郎、Yojiro Noda]名義ではじめてのオリジナルアルバムをリリースします。
RADWIMPSの一員として15歳からバンドをやり、なんの因果かこんなところまで来ました。その間にillionという名義でも活動したり。
RADWIMPSという母体は永遠に僕の中で核として有り続けるという前提で、だーれの声も眼も気にせず音と戯れ、今だからできる音楽のアプローチで音の海を泳いでみたいと思ったのでした。
どんな名義でもその時々の音楽的挑戦と言葉を探究することになんら変わりはないのですがラッドでは幸せなことに映画など他の作品との濃密な掛け算、コラボレーションから曲を作ることも増えてきた中「今、たった一人でぽつんと海に出たら俺は果たしてどんな泳ぎ方をするんだっけ?」というような感覚になりました(あと他の作品との掛け合わせもないことで、どんなひどい曲を作って失敗したとしても誰にも迷惑がかからない、とも思ったり)。
というわけでこの2年間ほど、空いた時間に時にふわっとゆるやかに、時にガッツリと、あーだこーだと夢中になりながら、たまにもがき、たまーに辞めてしまいそうになりながら出来上がった13曲。気づけば歌詞は極めて私小説的なものになりました。これはさすがに[野田洋次郎]として出さないわけにはいかないな、と相成りました。
たのしかった。なんかそんなつもりなかったのにめちゃくちゃいいアルバムできた気がします。無性に、自由に、聞いてほしい。たのしみにしていてもらえたら嬉しいです。
最後に野田洋次郎名義ながら結局何曲かに参加してもらった桑原と武田、そしてこのアルバムを作る入り口をくれたHOLLYに感謝します。
●リリース情報
アルバム『WONDER BOY'S AKUMU CLUB』
発売日:2024年9月25日(水)
通常盤(CD) UPCH-20677 ¥3,000+税 (税込¥3,300)
初回限定盤(CD+Tシャツ) UPCH-29476 ¥9,000+税 (税込¥9,900)
アナログ盤(重量盤2枚組LPレコード) UPJH-20066/7 ¥5,000円+税 (税込¥5,500)
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