ジミー・ペイジとジャック・ホワイトが「ギターヒーロー」を批判

元レッド・ツェッペリンのジミー・ペイジとザ・ホワイト・ストライプスのジャック・ホワイトが人気音楽ゲーム「ギターヒーロー」を批判している。

彼らのキャリアを追ったドキュメンタリー映画『It Might Get Loud』の制作発表(6月19日)の席で、2人はTVゲームが音楽に触れたり、楽器を覚えたりするための理想的な手段とは思えないと話した。

「レーベルの連中が今の子どもたちはあれ(「ギターヒーロー」)で音楽を学び、体験しているんだとか言っているのを聞くと、憂鬱になるよ。それぞれの好きなやり方で音楽に触れればいいとは思うけど、その子たちに観てもらうためにはTVゲームの世界に入らなければならないんだとしたら、それはちょっと寂しいね」とジャックは語る。

ジミー・ペイジは、演奏のために大切なことがTVゲームで学べるとはとても思えないと言う。

「レッド・ツェッペリンの1stアルバムの最初の曲“グッド・タイムズ・バッド・タイムズ”でジョン・ボーナムがやってみせたドラムのパートを考えてみればいい。世界でどれだけのドラマーがあのパートを演奏できるだろう? ましてやクリスマスの朝なんかにさ」(クリスマス・プレゼントとして贈られるような「ギターヒーロー」と本物の演奏は全くかけ離れている、という意味)

なお、ジャック・ホワイトの新バンド、ザ・デッド・ウェザーは今週ロンドンでライブを行う。

(c) NME.COM / IPC Media 2008/2009
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