2月17日(日)に行なわれたピン芸人日本一を決める『R-1ぐらんぷり2008』で、昨年に引き続き優勝を果たしたなだぎ武。このR-1グランプリでネタの中で使われた「ややこしや〜」という狂言の一節が、着うた(R)で大ブレイク中だ。
優勝したネタでは、なだぎ武が高校生に扮して文化祭の出し物を考えるという設定で、日本の伝統文化である狂言に挑戦。マラソンの宋兄弟、ジャネット・ジャクソンと木の実ナナをどっちがどっち?とやりながら、「ややこしや〜ややこしや〜」と歌いながら絶妙な振り付けで大爆笑をとった。ちなみに、高校生以外にも、「さいたま演芸コンクール」に出場する狂言師“野々村”という設定でこのネタをやることもある。
この「ややこしや〜」は、NHKの教育番組「にほんごであそぼ」の中で、野村萬斎が演じた狂言の一節で、その語感の面白さから子供たちの間で密かな人気を呼んでいた。CDとしては04年4月に発売、そして、着うた(R)は06年10月に配信がスタートしたが、ダウンロード数は1日に10〜15件程度だったという。それが、R-1ぐらんぷりの放送後に3日間で約5000件がダウンロードされ、2月18日(月)〜20日(水)の前週比はなんと約140倍にまで伸びたのだとか。配信チャートも2月16日(土)→圏外(5000位以下)、2月17日(日)→931位、2月18日(月)→445位、2月19日(火)→23位、2月20日(水)→17位(「着うた(R)」デイリーランキング・レコード会社直営♪調べ)と一気にベスト20位入りとなっており、この春「ややこしや〜」旋風が巻き起こりそうだ。
「ややこしや〜」旋風が巻き起こる!? 着うた(R)ダウンロードで爆発的ブレイク!
2008.02.25 21:02