テクノの発展に絶大な影響を与えたクラフトワークが、初となるデジタル・リマスター盤をリリースすることが明らかになった。
リマスターされるのは1974年の『アウトバーン』から2003年の『ツール・ド・フランス』に至る全8タイトル。11月4日に一斉発売される。また、このリリースに合わせて、ジャケットのデザインも一新されるという。
エレクトロニック・ミュージックを世界的に認知させた『アウトバーン』や、シングル・カットされた“ザ・モデル”がドイツのバンドとして初めてUKシングル・チャートで1位を獲得した1978年作品『人間解体』、そして2003年にツール・ド・フランス100周年を記念して制作された『ツール・ド・フランス』まで、今回のリマスターにより、彼らの過去作品を生まれ変わった新たなサウンドで聴くことができる。
また12月16日には、これら8タイトルを収めた『ザ・カタログ(ボックス・セット)』もリリースされる。
○ クラフトワーク・リマスター盤
11月4日リリース 各2,500円(税込)
1. 『アウトバーン』(1974)
2. 『放射能』(1975)
3. 『ヨーロッパ特急』(1977)
4. 『人間解体』(1978)
5. 『コンピューター・ワールド』(1981)
6. 『テクノ・ポップ』(1986)
7. 『THE MIX』(1991)
8. 『ツール・ド・フランス』(2003)
○ 『ザ・カタログ(ボックス・セット)』
12月16日リリース 20,000円(税込)