ザ・エックス・エックス、メンバー脱退

今年6月にデビュー・アルバム『エックス・エックス』をリリースしたザ・エックス・エックス。メディアから高い評価を得たこの作品によって一躍英国インディー・ロック・シーンの表舞台に躍り出た彼らだが、ギター兼キーボードのバリア・ケレシがバンドから脱退したことがメンバーの発言によって明らかになった。

最近行われたロンドン・ヴィレッジ・アンダーグラウンドでのライブでは、バリア・ケレシは疲労のため出演を見合わせていた。またこれに伴い、バンド自体もヨーロッパ・ツアーの公演を一部キャンセルしていた。リード・ボーカルの1人、ロミー・マドリー・クロフトはバリアがすでにバンドを去ったことをNME.COMに明かしている。

「バリアはバンドを辞めたわ」とロミーは言う。「こういうのを普通ならたぶん『方向性の違い』とか言うんでしょうね。私は単にツアーのハードさのせいだと思うけど。いろんな物事にすごく追い込まれるのよ」

今後、ザ・エックス・エックスは3ピースとして活動を続けていくと彼女は言う。

「ジェイミー(・スミス。マルチ・インストゥルメンタリスト)に腕があと何本かあったら全部こなせるでしょうけどね」とロミーは笑う。「(演奏は)全部きちんとライブでやりたい。そのためにはペダルの使い方なんかをもうちょっと見直す必要があるでしょうね」

(c) NME.COM / IPC Media 2008/2009
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