ビリー・コーガンが2000年にスマッシング・パンプキンズを解散させてしまったことを後悔していると語っている。
同年、『マシーナII/ザ・フレンズ&エネミーズ・オブ・モダン・ミュージック』をリリースして解散したスマッシング・パンプキンズ。2006年には新たなバンド編成で再結成した。
「バンドを解散したのは間違いだったよ。オーディエンスとの信頼関係を壊してしまったと思う」とビリーはウェブサイトSpinnerに話している。「すごく献身的なオーディエンスだったんだ。それがメンバーに対するものなのか、思想に対するものなのか、曲に対するものなのかは分からないけどね。一度別れてしまって、後になって修復しようとしても決して元通りにはならない関係みたいな感じだよ」
とはいえ、ラインナップの変わった今のスマッシング・パンプキンズが以前より良いバンドではないとは思っているわけではないそうだ。
「同じくらい良いものにならないってわけじゃないんだよ。同じにはならないってことさ」と彼は言う。「あの美しい、独特のフィーリングは別離の間に失われてしまった。もし僕らが『7年間だけ離れることにしようか』と言っていたとしても、結果は似たようなものだったと思う。やがて破局を迎えてしまっただろう。それが怖ろしいところさ」
スマッシング・パンプキンズは現在44曲からなるニュー・アルバム『ティアガーデン・バイ・カレイディースコープ』の収録曲を1曲ずつ無料でオンライン・リリースしている最中。先日、英語版オフィシャル・サイトにて1曲目の“ア・ソング・フォー・ア・サン”が発表された。
(c) NME.COM / IPC Media 2008/2009
B・コーガン「スマパン解散後悔してる」
2009.12.15 22:44