ボブ・マーリーの伝記映画、監督がスコセッシからジョナサン・デミに変更

マーティン・スコセッシ監督による、ボブ・マーリーの伝記映画の製作が進められていることが昨年から伝えられていたが、このたび監督がジョナサン・デミに変更したことが明らかになった。

「スケジュール上の都合」で降板となったマーティン・スコセッシに代わって抜擢されたジョナサン・デミは代表作ともいえる『羊たちの沈黙』シリーズのほか、トーキング・ヘッズのライブ・ドキュメンタリー映画『ストップ・メイキング・センス』(1984年)、ニール・ヤングのライブ・ドキュメンタリー映画である『ハート・オブ・ゴールド〜孤独の旅路〜』などでもメガホンをとっている。

映画はボブ・マーリーの生誕65年記念として、2010年の2月6日に公開される予定とのこと。映画の製作にはジギー・マーリーをはじめとしたボブ・マーリーの家族も参加するそうだ。

なお上記のデミ監督の作品とは別に、未亡人であるリタ・マーリーが製作総指揮をつとめるボブ・マーリー伝記映画が、映画会社ワインスタイン・カンパニーによって2009年末の公開を目標に製作が進められているとの報道もある。

ちなみに、ジョナサン・デミは現在新たなニール・ヤングのライブ・ドキュメンタリー映画『Neil Young Trunk Show』という作品の編集作業にとりかかっているところだという。
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