待望のセカンド・アルバムを制作中のフレンドリー・ファイアーズだが、セカンドのサウンドの方向性を変えたりなど「MGMTがやったようなことはしないつもり」だと語っている。
08年のデビュー・アルバム以来の作品となる今作では、いろいろ変えてしまうようなことは「なるべく回避していきたい」とバンドは認めている。
「MGMTがやっちゃったようなことを自分たちでもやらないことを祈るよ」とギターのエド・ギブソンはデイリー・レコード誌に語っている。「連中がやったことをどう評価するにしても、とにかくああいうことはきちんと避けていきたいよね。あんな飛躍をなんでいきなりやっちゃうのかまったくわからないよ。素晴らしいポップ・ソングから、誰のレコード・コレクションにでもありそうな古臭いアコースティック・アルバムへと移行するとかね」。
「今のところ4曲が完全に仕上がっている」と説明するエドによると、マーキュリー・ミュージック賞の候補になるなど、ファーストの評価はこれまで非常に高かったのだが、今でも新作のレコーディングはボーカルのエド・マクファーレンのガレージで行なっているという。
「豪華なスタジオへ場所を移したとか、そんなことはないんだよ」とエドは説明する。「最初に始まったところにちゃんと戻ってみたんだ。今もそういうやり方でやれるのがいいんだと思うよ。誰にも指図されないからね」。
フレンドリー・ファイアーズは6月にはマンチェスターで開催されるパークライフ・フェスやスコットランドのネス湖で行われるロックネス・フェス、さらには7月にロンドンに開催されるワイヤレス・フェスへの出演を予定している。
(c) NME.COM / IPC Media 2010
フレンドリー・ファイアーズ「MGMTの二の舞は演じない」
2010.05.06 16:00