待望の新作『トータル・ライフ・フォーエヴァー』がイギリスでは10日に発売になるフォールズだが、この新作用のレコーディングは「世にも最悪なものだった」とバンドは明らかにしている。
NME最新号の表紙インタビューでバンドはこの新作について洗いざらい語っている。キーボードのエドウィン・コングリーヴによると、スウェーデンのイェーテボリでセッションを続けたバンドは、新作の行方について、自信がなくなるどころではない状況になったりもしたと認めている。
「この作品って実は世にも最悪なものなんじゃないかって思えた瞬間が何度もあったんだよ」とエドウィンは語る。「一部の曲とかただもう腹立たしくて『なにが悲しくてこんな曲やってんだ? くだらねえ!』って思える時もあったくらいでさ。で、レコードが完成したってわかった時に、ちょっとひとりだけで聴かせてもらうことにしたんだけど、そうしたらすごい傑作だと思ったよ」。
ボーカルのヤニス・フィリッパキスもレコーディングのさまざまな時点で「レコーディングをやめたがっているメンバーも確かにいた」と認めている。
(c) NME.COM / IPC Media 2010
フォールズ、新作のレコーディングは「最悪だった」と告白
2010.05.10 15:07