ザ・ユーズドのバートが喉を手術

ザ・ユーズドのボーカル、バート・マクラッケンが喉の手術を受けるため、7月分の公演予定をキャンセルすることを6月28日付のMySpaceの公式ページにて明らかにした。バートの主治医は喉の保護のため休養をすすめており、手術後5週間で歌えるまでに回復する見込みだという。なお、キャンセルとなった公演には7月にデンバーやダラスなど各地で行われるワープト・ツアー2007のヘッドライナーも含まれている。その後9月初旬頃までには、ワープト・ツアー2007に復帰する意向とのことだ。

ザ・ユーズドは、ユタ州出身のスクリーモ/エモ・バンド。ボーカル、バート・マクラッケンのカリスマ性溢れるパーソナリティーと激情的なパフォーマンスは、登場と同時に強烈なインパクトを与え、2002年にリリースされたデビュー・アルバム『ザ・ユーズド』は世界で100万枚の売上を記録。マイ・ケミカル・ロマンスやストーリー・オブ・ザ・イヤーらとともに新世代のラウド・ロック・バンドによるフェス・ツアー<テイスト・オブ・ケイオス・ツアー>を実施するなど、シーンの牽引役として強い存在感を放つ。今年5月にサード・アルバム『ライズ・フォー・ライヤーズ』をリリースした。

なお、ザ・ユーズドは8月4日から日本でも公開予定の映画『トランスフォーマー』(マイケル・ベイ監督、スティーヴン・スピルバーグ製作総指揮)のサウンドトラックに“プリティ・ハンサム・オークワード”を提供している。同映画は、主題歌にリンキン・パーク“ワット・アイヴ・ダン”が決定しているほか、グー・グー・ドールズの書き下ろし新曲が挿入歌として使用され、サントラには、スマッシング・パンプキンズの“世界最終時計”やHIM、ディスターブドなどの書き下ろし新曲が収録されている。サウンドトラックの国内盤は7月25日に発売される。

またザ・ユーズドは、今年11月に東名阪で行われる<テイスト・オブ・ケイオス2007・イン・ジャパン>のため、来日予定。同ツアーには、ライズ・アゲンスト、エスケープ・ザ・フェイト、ギャロウズらが出演する。
公式SNSアカウントをフォローする

人気記事

最新ブログ

フォローする