コナー・オバーストが外国人取り締まり法に抗議して新曲を近々リリース

コナー・オバーストが外国人取り締まり法に抗議して新曲を近々リリース

以前にもお伝えした通り、アメリカのアリゾナ州ではSB1070という外国人の違法滞在を取り締まる法律が成立し、この法が施行されると、警察はいつどのような時でも怪しい人物を取り調べることができて、外国人は常に身分を証明するものを携帯して潔白をその場で証明しなければならなくなる。これに対して、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン、コナー・オバースト、カニエ・ウェストらが、人種差別にもとづいた警察の恣意的な捜査を可能にすると反対声明を発表し、自分たちの組織をザ・サウンドストライクとして立ち上げた。

そのサウンドストライク用にコナーが新曲“Coyote Song”を書いたことを24ビットが明らかにしている。24ビットでは動画がアップされていて、その中で作曲の経緯やサウンドストライクについてコナーが説明している。動画中、コナーはブライト・アイズのコナーですと話しているので、今回のプロジェクトはブライト・アイズとしてのものになるのだろう。

動画はちょうど“Coyote Song”のビデオの撮影が行われていた現場で録られていて、コナーは“Coyote Song”がメキシコとアメリカの国境によって引き裂かれる恋人についての曲だと説明する。ちなみに、撮影場所も国境近くのエルパソで、国境そのものを背後にコナーがパフォーマンスをする映像になっている。

新曲は動画とともにサウンドストライクのHPで公開されることになるが、まだ期日は明らかになっていない。また、コナーは、ほかのアーティストたちからのアップも続く予定だと話していて、今年の後半にはいくつかライブをサウンドストライクとしてやっていきたいとほかのメンバーとも話していると語っている。

ちなみに現在20アーティストが参加しているサウンドストライクだが、これに参加しているアーティストは今後アリゾナ州ではライブ活動を行わないことがひとつのメッセージとなっている。

SB1070法については、違憲性の疑いがあるとしていくつか訴訟も起こされているという。

コナーの動画はこちらから→
http://www.twentyfourbit.com/post/731654646/conor-oberst-talks-sound-strike-coyote-song-and

サウンドストライクのHPはこちらから→http://www.thesoundstrike.net/
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