デュラン・デュランの新作にジャスティン・ティンバーレイクが参加

7月2日付のデュラン・デュラン公式サイトによれば、まもなく、ニュー・アルバムのレコーディングが終了するそうだ。アルバムには『Red Carpet Massacre』という、なんとも衝撃的なタイトルが名づけられたという。ただし、発売日などは現時点で明らかにされていない。

デュラン・デュランは、社会現象ともいえる旋風を世界中に巻き起こしたスーパー・グループ。デビューは、MTVの開局と同じ1981年。一聴して虜になるメロディアスな楽曲と、彼らのグラマラスかつ端整なルックスは、MTVというメディアとの相性もばっちりで、その魅力は電波にのって本国イギリスのみならずアメリカ全土に瞬く間に広がることとなった。同じくイギリス出身のカルチャー・クラブらとともに、“第二次ブリティッシュ・インベンション”を巻き起こし、アメリカにおける成功の規模としては、歴代イギリス人アーティストの中でもトップ・クラスといえるほどの実績をおさめている。そんな彼らはこれまでに通算7,000万枚以上のレコードを売り上げた。

数度のメンバー・チェンジを経ながらも、“ザ・リフレックス”“ガールズ・オン・フィルム”“ハングリー・ライク・ザ・ウルフ”といった名曲を生み出した。90年代に入り活動が停滞していたが、2001年オリジナル・メンバーの5人で再始動。2004年には復活作『アストロノート』をリリース。2005年のサマーソニックにも出演している。2006年にギターのアンディ・テイラーが脱退し、現在は4人で活動を続けている。

新アルバム『Red Carpet Massacre』には、ジャスティン・ティンバーレイクが参加したトラックも数曲収録されるもようで、イケメン同士がしのぎを削った1枚として、作品への期待も膨らむ。またティンバランドとジャスティンが共作、ヴォーカルでフィーチャリングされた“Skin Divers”という楽曲の収録も予定されている。全体のプロデュースは、ジャスティン・ティンバーレイクのソロ2ndアルバムのプロデューサーであり、ティンバランドの弟子でもあるネイト・デンジャ・ヒルズが手がけていることから、ヒップ・ホップ/アーバン志向の強い作品になるのではないかと思われる。

なお、ジャスティン・ティンバーレイクは、50セントが9月にリリース予定のニュー・アルバム『Curtis』からのカット・シングル“She Wants it”にもゲストとして参加。PVにも出演するそうで、アーティストからのラヴ・コールが絶えないようだ。
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