アーケイド・ファイア「オバマが就任して本当に変わった部分だってある」

アーケイド・ファイア「オバマが就任して本当に変わった部分だってある」 - 2010年作 『ザ・サバーブス』2010年作 『ザ・サバーブス』

いよいよ8月11日に、『フューネラル』『ネオン・バイブル』に続く3作目となる新作『ザ・サバーブス』をリリースするアーケイド・ファイアが、就任から1年半を迎えたオバマ大統領について語った。

オバマ政権誕生後、初のアルバムとなる新作だが、前作『ネオン・バイブル』がブッシュ政権下のアメリカの暗い時代背景を反映していたのに対し、今作はタイトルの通り、『ザ・サバーブス』=「自分が少年時代を過ごした郊外」がテーマになったと7月31日発売の「rockin’on 9月号」で語っている。

「“ザ・サバーブス”というタイトルがどこから来たかというと、昔、僕は友達とSF映画を作ろうと考えていたことがあったんだ。その映画のタイトルが『ザ・サバーブス』だったんだ。そうやって友達と時間潰しをしていたにすぎないけど、それがタイトルの元々の出発点だったんだ」

と語っている。さらに、現在支持率の低下に悩まされているオバマ政権に話が及ぶと、

「政治というのは、ものすごく複雑で、即座に目に見える変化が訪れるわけではない。でも、例えば新大統領が就任してから本当に変わった部分だってあるんだ。僕は少なくとも、物事が困難になったからって、諦めて、船から飛び降りて逃げてしまうようなタイプの人間では絶対にない」

という言葉でバラク・オバマへの変わらぬ支持を表明している。

バンドは本国でのアルバム発売直後の8月5日、NYのマディソン・スクウェア・ガーデンでライブを行なう予定。その模様は映画監督のテリー・ギリアムによる監督で、インターネット上でライブ・キャストが行なわれる予定になっている。
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