7月31日から8月31日にかけて行われたニューポート・フォーク・フェスでソロ・アコースティック・ライブを披露したマイ・モーニング・ジャケットのボーカル、ジム・ジェイムス。現地でジムがローリング・ストーン誌に語ったところによると、マイ・モーニング・ジャケットは08年の『イーヴィル・アージス』に続く新作の制作に地元ケンタッキー州ルイスヴィルで入ったという。
「5曲仕上げてあるよ」とジムは語る。「作業を始めてから数週間くらいかな。あと1月はとりあえずやろうと思ってるよ。出るのはたぶん来年の半ばくらいかな。たぶん5月くらいになると思う」。
プロデューサーにはディセンバリスツやスフィアン・スティーヴンスなどを手がけたタッカー・マーティンを迎えていて、レコーディングは地元の教会で行っているのだとか。また、バンドにとって地元ルイスヴィルでレコーディングをすること自体が初めてだという。
今回のレコーディングについては「すべてがライブなんだよ」とジムは説明する。「だから、すごくヴァイブがよくて、全体性が備わってるんだよね。なんかすごく特別な感じがするんだ。これまでぼくたちがやってきたものもたいがいライブとしてやってきてるけど、それでもやっぱりボーカルとか、いろいろダビングもやるからね。でも、今回はほとんどすべてをライブとしてやろうとしてるんだよ。やってないのはストリングスくらいかな。なんかちょっと昔風で汚れた感じのサウンドなんだよ」。