ブリンク182、リーズ・フェスで、オバマにフェラしたいなど下ネタ連発

ブリンク182、リーズ・フェスで、オバマにフェラしたいなど下ネタ連発

土曜日の8月28日にリーズ・フェスティヴァルのヘッドライナーを務めたブリンク182はそのライブの間中、バラク・オバマ大統領にフェラをしたいとか、アイルランドのアイドル系デュオ、ジェドワードの性器を弄びたいなどといった下ネタ・ギャグを連発した。

バンドは“オール・ザ・スモール・シングス”や“ホワッツ・マイ・エイジ・アゲイン”などといったヒット曲をちりばめたセットをメイン・ステージで届けながら、絶え間なくダジャレやコメントを連発していった。

膨大な観客が押し寄せるなか、“ダンプウィード”をオープナーとしてセットを切り出すとボーカルのトム・デロングはこうオーディエンスを褒め称えた。「まだまだライブは始まっちゃいないって感じるなあ! でも、これならきっとリーズの方がレディングなんかまるで相手にならないくらい盛り上がるはずだと、そう断言させてもらってもいいと思う」。

この時点からすでにバンドの下ネタ・ギャグも全開になり、ベースのマーク・ホッパスの呼びかけにトムが「えっ、なに? 自分の親父とファックしたい?」と訊き返すベタすぎる展開も。

また、演奏中、ことあるごとに2人はマイクにゲップをしたりもした。

ドラムのトラヴィス・バーカーは白のベストを着ていて、ここには「RIP DJ AM」と記されていて、トラヴィスがよくコラボレーションを重ねていたが去年亡くなってしまったDJ AMに捧げられたものになっていた。トラヴィスのドラム・ソロの前にはマークが「みんなドラム好き? こいつのすごいのを観てくれよ」と紹介する一幕もあった。

“ステイ・トゥゲザー・フォー・ザ・キッズ”に入る前にはトムが「早くみんなパンツ脱げよ! あと10分で親父が帰って来ちゃうぜ!」とこの曲の収録アルバムのタイトル『テイク・オフ・ユア・パンツ・アンド・ジャケット』(パンツを脱いでシコれ)にもじったギャグを飛ばしつつ、マークにいきなり振り向いたかと思うと「おまえ、毎朝飲尿健康法やってんだろ?」などの無茶振りするなどしていた。

“ファースト・デート”の演奏の前には「フェラーッ!」と絶叫してみせたり、“ドント・リーヴ・ミー”の演奏前には「マンコ、ウンコ、ファーック、ファック」と叫ぶ一方で、“オール・ザ・スモール・シングス”の歌詞も「彼女は階段にバラの花を散らしていった」というところを「彼女は階段でフェラしてくれた」と変える一幕もあった。

それからトムは最近“オール・ザ・スモール・シングス”のカバーをリリースしたジェドワードについてこう触れた。「トラヴィスがすごいムカついてて、連中とタイマン張ろうぜって言って聞かないんだよ」とトム。「それからミーティングやって話し合って、やっぱり連中のサオとタマを口に含んでガリガリに噛み潰してやらなきゃ気が済まねえって話になったんだよ」。

さらに“アンセム・パート2”でトムは「いつかバラク・オバマにフェラしてやるぜ」と言い放ったりもした。

アンコールの冒頭ではトラヴィスが回転式のせり上がり台でドラマティックなドラム・ソロを取るという展開で始まったが、この曲の演奏のエンディングでもトムはひたすら「マンコ」「ファック」「クソ」を連発させていた。

セットリストは以下の通り:

'Dumpweed'
'Feeling This'
'The Rock Show'
'What's My Age Again?'
'Violence'
'I Miss You'
'Stay Together For The Kids'
'Down'
'Always'
'Stockholm Syndrome'
'First Date'
'Man Overboard'
'Don't Leave Me'
'Not Now'
'All The Small Things'
'Reckless Abandon'
'Josie'
'Anthem Part Two'
'Carousel'
'Dammit'


(c) NME.COM / IPC Media 2010
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